「validate」と「verify」の違い(difference)とは?英語を分かりやすく解釈

「validate」と「verify」の違い英語

『Validate』と『Verify』はどちらも綴りも似ている『~を検証する』という動詞です。

ビジネスでは頻繁に使われる単語ですが、実はネイティブでも混同してしまう以外にも難しい単語です。

この記事では“Validate”“Verify”の違いを分かりやすく説明していきます。

「Validate」とは?

これは一言で説明すると、『対象が正しく有効になっているかどうかまでを検証する』という意味での『~を検証する』という動詞になります。

単純に検証をするだけでなく、検証対象がある基準や要求を満たしているかまでをしっかりと確認するという意味です。

例えば『Validate this system. 』(このシステムを検証する。)は厳密に説明するとシステムが正しく希望や基準を満たしているか検証するという意味になります。


「Verify」とは?

一方『Verify』はどうでしょうか。

これは『対象が要求などの通りになっているかを検証する』という意味になります。

先ほどの『Validate』と比べると単純に『検証』という行為をするというイメージです。

なにやらこちらの単語の方が無責任に感じるかもしれませんが、この『Verify』だけでもしっかりと『正しいかどうかを検証する』という意味になります。


「Validate」と「Verify」の違い

この2つの違いは『対象が正しくかつ有効かまでを検証する』か『正しいかどうかを検証する』という違いで分ける事が出来ます。

日本語でもすごく難しいですが、『Validate』(有効性までを検証する)か『Verify』(検証する)という形で『Validate』の方がもう少し厳密で細かな部分まで検証確認をしているというイメージを持って頂ければ間違いありません。

「Validate」の例文

・『Could you validate my ID to enter this facility from tomorrow?』(明日からこの施設に入る為に私のIDを確認してくださいませんか? = 私のIDが正しく有効になっており、明日から施設に入れる様になっているかまでを確認してくれませんか?) ・『Please validate your credit card number once again. 』 (あなたのクレジットカード番号を再度確認してください。 = あなたのクレジットカード番号が正しく有効になっているかを再度検証してください。)

・『The US consulate validated my working visa by updating the data on the system. 』(アメリカ領事館はシステムに更新をすることで私の労働ビザを認可した。 = システムに更新をすることで私の労働ビザが正しく合法的かを検証した。)

『Verify』の例文

・『Nancy verified that her boss was not at the office room yesterday by checking the record. 』(ナンシーは彼女の上司は先日オフィスにはいなかったことを記録をチェックすることで確認した。)

・『Police department verifies my alibi by a lot of witnesses. 』(警察は多数の証人達によって私のアリバイを検証した。)

・『Could you verify he location of your previous resident?』(あなたの以前の住んでいた場所を確定して頂けますか?)

まとめ

如何でしたでしょうか。

『検証』と一言で言っても範囲が微妙に違うのが今回の『Validate』と『Verify』でした。

ネイティブでも間違えるこの単語をしっかりと使い分けられると英語上級者の仲間入りですので是非チャレンジしてみて下さい。

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