「ぐらい」と「くらい」の違いとは?分かりやすく解釈

「ぐらい」と「くらい」の違いとは?違い

この記事では、「ぐらい」「くらい」の意味や違いを分かりやすく説明していきます。

「ぐらい」とは?

助動詞や用言といったものを使うのが「ぐらい」です。

人と待ち合わせしたとき、時間になっても指定した場所に到着しない人に「どのぐらいで来るか」と聞き、何時何分に来ると細かくは分からなくてもいいので、おおよそ来る時間を教えて欲しいと伝えます。

他にも「2個ぐらい買うと思う」といった使い方をして、だいたいの購入数を表すのです。


「くらい」とは?

この、どのといった言葉の後ろに付けて使うのが「くらい」です。

分量が分からないとき、「どのくらい」の知識がある人に聞く際に使う言葉となり、聞かれた方は「50mlくらい」と入れる分量を具体的に伝えます。

他にも「このくらい」とスプーン1杯分の調味料を入れるといったとき伝える言葉としても使う言葉です。

清音として「今日くらい本を読みたい」と使い、普段は出来ない行為して過ごしたいという気持ちを表します。


「ぐらい」と「くらい」の違い

「ぐらい」「くらい」の違いを、分かりやすく解説します。

どちらも「位」という漢字を使い、名詞が転じた言葉として使う副詞になります。

ただ、名詞に濁音を付けて話すのが「ぐらい」であり、使い方としては「僕ぐらいさ、知識があるのは」といった言い方をして、いかに自分だけができるか強調して伝えるのです。

もう一方の「くらい」「このくらい」と言い方して、具体的に人へ分量や数を示すときに使います。

「ぐらい」の例文

・『ご飯食べるぐらいなら、好きなお菓子を食べた方が良い』
・『今日は休みなので、5時間ぐらいはゲームして過ごしたい』

「くらい」の例文

・『大好きな犬のためなら、早く起きるくらい苦痛にならない』
・『人間関係で仕事が嫌になるなら会社を辞めて、別の仕事を探す』

まとめ

とても似ている言葉を2つ取り上げましたが、使い方に多少の違いがあります。

どのようなときどちらを使えばより意味が通じる言葉になるか学んでみるといいでしょう。

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