「踏み台昇降」と「階段の上り下り」はどちらもトレーニングとして行う有酸素運動です。
2つの運動にはどういった違いがあるのでしょうか。
今回は、「踏み台昇降」と「階段の上り下り」の違いを解説します。
「踏み台昇降」とは?
「踏み台昇降」とは、「低めの踏み台を登り降りする運動」です。
「踏み台昇降」の使い方
体の脂肪を燃焼するには短時間で強い負荷をかける無酸素運動よりも一定の負荷を長時間かけ続ける有酸素運動が効果的です。
有酸素運動の代表的なものとしては長距離を歩くウォーキングや長く走るランニングなどが知られています。
ウォーキングやランニングは外出しないとできないのに対し、有酸素運動を限られたスペースで効率的にできるトレーニングが「踏み台昇降」です。
高さ30cm程度の低めの台をセットしたら一定のペースで登り降りを繰り返しす運動で体力に合わせて数十分から数時間続けます。
踏み台を登る時に全身の体重を引き上げており見た目よりも負荷は強めですがペースを自分で調整できるので無理なくできる有酸素運動です。
「階段の上り下り」とは?
「階段の上り下り」とは、「違う階に移動するための階段を上ったり下ったりして体を鍛えるトレーニング」です。
「階段の上り下り」の使い方
建物にある階段を上り下りすると平らな地面を歩くよりも負荷が高く、効率のいいトレーニングになります。
場所さえあれば雨の日でもできる効率的な有酸素運動です。
「踏み台昇降」と「階段の上り下り」の違い
「踏み台昇降」と「階段の上り下り」の違いは「運動のやり方」です。
「踏み台昇降」は手頃な高さの踏み台を用意すれば1畳程度のスペースでトレーニングできるのに対し「階段の上り下り」はトレーニングに使えるある程度長い階段が必要です。
「踏み台昇降」はその場で登り降りしているだけなのでトレーニング中もずっとその場にとどまり続けますが「階段の上り下り」は階の移動を伴うため途中で切り上げたとしても元の場所に戻るため来た道を戻らなくてはいけません。
まとめ
「踏み台昇降」と「階段の上り下り」は動きこそよく似ていますがトレーニングとしての性質は大きく異なります。
どちらも効果的な有酸素運動なので自分に合った方法でトレーニングしてください。