「整形外科」と「外科」の違いとは?分かりやすく解釈

「整形外科」と「外科」の違いとは?違い

出来れば両方お世話になりたくない?

この記事では、「整形外科」「外科」の違いを分かりやすく説明していきます。

「整形外科」とは?

一般的には骨折をした時にお世話になるイメージだと言っていいでしょう。

その実骨折以外の多種多様な病気にも向き合っているのが事実です。

基本的には運動器の故障・疾患に対応する外科だと言っていいでしょう。

日韓ワールドカップの日本代表の主将「森岡隆三」氏が罹患した「モートン神経腫」の様な非常に稀な病気による神経のトラブルや日常的なトラブルともいえる「突き指」「ギックリ腰」まで多岐にわたります。


「外科」とは?

一般的なイメージとして、病状を手術によって取り除く診療科だと言っていいでしょう。

このため一般的に内科の診療領域も兼ねると言えます。

重篤な疾患である場合はかかりつけ医、総合病院でしたら内科及び他科からの紹介で受診し、外科的処置を行う事が多いはずです。

もちろん簡易な外科的処置ならばかかりつけ医、町医者で行う事も多いと言えるでしょう。

基本的には内臓疾患についての診療がメインだと言えます。


「整形外科」と「外科」の違い

「整形外科」「外科」の違いを、分かりやすく解説します。

「整形外科」は運動器の疾患を主に取り扱う診療科だと言えます。

一般的には骨折や捻挫でお世話になるイメージを持たれている方が多いのですが正解ではありません。

神経腫瘍や靭帯や腱の損傷や断裂等の治療な代表的だと言えるでしょう。

また謎の疼痛には神経ブロック、外反母趾などの足の変形の矯正など外科的処置を行わない保存療法も実施します。

一方で「外科」は内臓疾患についての外科的処置、手術を行う診療科だと言っていいでしょう。

特に高度な治療が必要な場合は町のかかりつけ医や同病院の内科と連携。

紹介の形で診療を受ける事が多いはずです。

まとめ

「整形外科」は一般的には骨折や捻挫で診療する場所と思われがちですが、その実診療する範囲は多岐に渡って広いと言えます。

運動器の障害や疾患を総合的に診療し、内臓疾患については対象外だと言っていいでしょう。

ただ例外としては漏斗胸の矯正は骨に密接しており、外科的処置を行う病院も存在するようです。

「外科」は基本的に内臓疾患に対しての診療を行います。

盲腸など簡易な手術はかかりつけ医で行う事が多いもの、難易度の高い手術は紹介を経て総合病院で手術が行われると言っていいでしょう。

違い
違い比較辞典