「大トロ」と「中トロ」の違いとは?分かりやすく解釈

「大トロ」と「中トロ」の違いとは?違い

この記事では、「大トロ」「中トロ」の違いを分かりやすく説明していきます。

「大トロ」とは?

「大トロ」とはマグロのお腹部分にある脂が非常に乗っている部分の肉を指します。

正確に言えば「大トロ」という部分が存在するわけではありません。

マグロの中でも特に脂が乗っている肉ということだけを指す言葉です。

マグロもお腹側に脂肪が付きやすく特に顔に近い方ほど脂肪が付きやすいことから、「大トロ」は腹部でも顔に近い腹かみや腹なかからだけとれます。

マグロの体には他にも脂肪が付きやすい部位はありますが、腹かみや腹なか以外の部位からは「大トロ」と呼べるほどの脂肪は付きません。


「中トロ」とは?

「中トロ」とはマグロの肉の中でも「大トロ」ほどではないけれど脂が乗っている部分を指します。

「中トロ」「大トロ」と同じように「中トロ」という部位が存在するわけではありません。

マグロの肉の中でも「大トロ」に次ぐ程度に脂が乗っている肉を指す言葉ですが、常に水中にいて体が大きいマグロは体温が水に奪われやすい生態をしています。

そのため体の外側には脂肪がついている部分が多く、腹なかや腹しもに背中側全体など「中トロ」は赤身ほどではないものの比較的広い範囲からとれる肉です。


「大トロ」と「中トロ」の違い

「大トロ」「中トロ」の違いを、分かりやすく解説します。

マグロの肉でも特に脂肪がついている部分が「大トロ」で、それに次ぐ程度に脂肪がついている部分が「中トロ」です。

「大トロ」はお腹側の一部からしかとれませんが、「中トロ」はお腹側の大部分や背中側全体からなど広い部分からとれます。

まとめ

「大トロ」「中トロ」のボーダーラインはどれだけ脂が乗っているかだけしかありません。

しかし「大トロ」と言えるほど脂が乗るのはマグロ全体の中でも特に脂肪が付きやすい一部分だけなので、「大トロ」「中トロ」では取れる範囲に大きな違いがあります。

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