この記事では、「台湾」と「タイ」の違いについて紹介します。
台湾とは?
台湾とは、台湾本島を中心とする地域のことをいいます。
中国の漢民族によって発見され、中国大陸から多くの漢民族が移住してきました。
日本の植民地だった歴史もあります。
第二次世界大戦の終結によって日本の植民地ではなくなり、中国の台湾省となります。
しかし、中国本土から独立し、新たな社会経済を作っています。
そのため台湾を中国の一部とする国もありますし、独立した国家としている国もあります。
台湾の首都は台北で、台湾語や中国語が主な言語です。
タイは東南アジアにある国で、正式にはタイ王国といいます。
インドシナ半島の中央部とマレー半島の北部を占めており、立憲君主制の国家になります。
タイの首都はバンコクで、主な言語はタイ語です。
また、タイ料理は日本でも人気があり、トムヤムクンやカオマンガイ、パッタイ等はよく知られています。
トムヤムクンは世界三大スープの1つで、エビが入った辛味のあるスープです。
酸味と辛味が融合したエスニックな味わいがします。
カオマンガイは鶏肉を茹でたスープで炊いた米飯料理で、日本人旅行者にも人気です。
台湾とタイの違い
台湾は東アジアにありますが、タイは東南アジアにあります。
言語にも違いがあり、台湾は中国語と台湾語です。
タイではタイ語が主な言語になります。
食文化にも違いがあり、タイ料理の特徴は「甘い」「辛い」「酸っぱい」「塩辛い」を同時に味わえる料理が多いことです。
台湾では中華料理をベースにした台湾料理が食べられています。
小籠包など日本人に馴染みのある料理も人気です。
また、台湾発祥の飲み物であるタピオカミルクティーは、日本で一大ブームを巻き起こしました。
濃厚で甘いミルクティーに大粒のタピオカが入った飲み物です。
まとめ
台湾は東アジアにありますが、タイは東南アジアになります。
また、食文化や言語などに違いがあります。