「まさに」と「まるで」の違いとは?意味や違いを分かりやすく解釈

「まさに」と「まるで」の違いとは?違い

この記事では、「まさに」「まるで」の違いを分かりやすく説明していきます。

「まさに」とは?

「まさに」には主に4つの意味があります。

1つ目は、ある事が確かな事実であることです。

言い換えれば、「間違いなく」「本当に」といった状態が「まさに」になります。

2つ目は、実現や継続の時点を強調することです。

言い換えれば、「ちょうど」「あたかも」になります。

3つ目は、当然あることをしなければならないこと。

言い換えれば、「是非とも」やある事が実現しそうだという気持ちを表す「今にも」

4つ目は、「どうして〜しようか」と同じ意味になります。

このように、いくつもの意味を踏まえ「まさに」を使用することができます。


「まるで」とは?

「まるで」には主に2つの意味があります。

1つ目は、違いがわからないほどあるものや状態が似ている様子を意味し、言い換えれば、「あたかも」「さながら」になります。

2つ目は、まさしく、その状態であることを意味し、言い換えれば、「すっかり」「まったく」になります。

1つ目の意味としては「まるで夢のような時間だった」

2つ目の意味としては「まるでできない」といった形で使用します。


「まさに」と「まるで」の違い

「まさに」「まるで」の違いを、分かりやすく解説します。

「まさに」「まるで」は異なった意味を持つ言葉となるため正しい使い分けが必要です。

他の言葉で言い換えると両者の違いを比較しやすくなります。

「まさに」は、「間違いなく」「本当に」「ちょうど」「あたかも」「是非とも」「今にも」「どうして〜しようか」

「まるで」は、「あたかも」「さながら」「すっかり」「まったく」に置き換えることができるといった意味の違いがあります。

「まさに」の例文

・『今回のことは、まさに彼が言った通りになった』
・『まさに、彼はいじめの中心にいた』

「まるで」の例文

・『姉はいつも、まるで家族の中で一番偉い人かのように振舞っている』
・『同じように育てた兄弟でもまるで違った性格の2人です』

まとめ

「まさに」「まるで」には以上のような違いがあります。

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