「生活費」と「生計費」の違いとは?意味や違いを分かりやすく解釈

「生活費」と「生計費」の違いとは?違い

この記事では、「生活費」「生計費」の違いを分かりやすく説明していきます。

「生活費」とは?

生活費とは、個人や家族が日常生活を維持するのに必要な費用のことをいいます。

家賃や住宅ローンといった住まいに関わる費用もありますし、電気代やガス代といった光熱費もあります。

また、食費や教育費、被服費、医療費、レジャー費なども生活費に含まれます。

貯蓄などは現在の生活に費やされるお金ではないので、生活費には含まれません。

生活費の額や内訳は、それぞれの生活スタイルや生活水準等によって大きく異なります。


「生計費」とは?

生計費とは、家計を維持で生活するために必要な費用のことをいいます。

生活費と同じもので、家計費と呼ぶこともあります。

生計費の「生計」は、「暮らしを立ててゆくための手段や方法」という意味になります。


「生活費」と「生計費」の違い

生活費も生計費も、個人や家族が日常生活を維持するために必要な費用のことを指しています。

意味に違いはありません。

ただし、生活費と呼ぶことが圧倒的に多く、生計費ということは少ないです。

「生活費」の例文

・『子どもが生まれて生活費が増えたので、なかなか貯金ができません』
・『生活費を抑えるには、固定費を削るのが手っ取り早い方法です』
・『彼はずぼらな性格なので、一カ月の生活費を全く把握していません』

「生計費」の例文

・『ここ最近は物価が急激に上がってしまったので、生計費も増えています』
・『両親は持ち家でどちらも健康なので、老後の生計費はそれほどかかっていないようです』
・『生計費の中で通信費の負担が大きいため、スマホを格安スマホに買い替えようと思います』

まとめ

生活費と生計費は、どちらも日常生活を維持するのに必要な費用のことをいいます。

意味に違いはないので、生活費と生計費は同じものです。

ただし、よく使われているのは生活費の方で、あまり生計費ということはありません。

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