この記事では、「純白」と「純真」の違いを分かりやすく説明していきます。
「純白」とは?
色に関する言葉です。
純白とは、まじりけのない白色のことで、まっしろなさまを表します。
純白は、汚れや混ざり物がないことを象徴する色として、清潔や清らか、無垢や無邪気などの意味を持ちます。
例えば、純白のウエディングドレスは、花嫁の純潔や純愛を表すとされています。
また、純白の雪は、冬の美しさや静寂を感じさせます。
純白の類語には、白や白色、白潔、白無垢、白鳥などがあります。
「純真」とは?
心に関する言葉です。
純真とは、心にけがれのないことで、邪心がなく清らかなことを表します。
純真は、他人を妬む気持ちや憎しみや恨みなどのマイナスの感情がないことを意味します。
例えば、純真な子供は、素直かつ無邪気で、人を信じやすいと言われます。
また、純真な恋人は、一途かつ誠実で、浮気や裏切りをしないと言われます。
純真の類語には、ピュアや清白、清らか、純白、他愛ない、天真爛漫などがあります。
「純白」と「純真」の違い
「純白」と「純真」の違いを、分かりやすく解説します。
「純白」と「純真」という言葉の意味の違いは、色と心の違いと言えます。
純白は、まじりけのない白色で、清潔や清らかなどの象徴となる色です。
その一方で、純真は、心にけがれのないことで、邪心がなく清らかなことを表す心の状態です。
純白と純真は、どちらも穢れがないことを表す言葉ですが、その対象や表現方法が異なります。
「純白」の例文
・『彼女は純白のドレスが良く似合う』
・『先生から提出するレポートには、純白のA4用紙を使いなさいと指示されました』
「純真」の例文
・『自分が嫌われていると分かっているのに、純真な笑顔を向けてくる』
・『純真な彼女を騙すことはできない』
まとめ
「純白」と「純真」は、どちらも音読みで「じゅん」という音が共通していますが、意味や使い方は異なります。
「純白」は、色に関する言葉で、「混じりけのない白色」という意味です。
主に物や景色などに使われます。
その一方で、「純真」は、心に関する言葉で、「邪心がなく清らかなこと」という意味です。
主に人や感情などに使われます。