「初対面」と「お目見え」の違いとは?意味や違いを分かりやすく解釈

「初対面」と「お目見え」の違いとは?違い

この記事では、「初対面」「お目見え」の意味や違いを分かりやすく説明していきます。

「初対面」とは?

初めて面と向って話する人を「初対面」【しょたいめん】といいます。

過去に直接的に面と向って会う機会がなく、初めて対面して会話を楽しんだり、食事する相手を指すのです。

初お目見えともいう相手であり、対面する機会が初めてである相手を指します。

使い方としては、「初対面の人と話すのは苦手です」というように、まだ距離があるためうまく心を開いて話せないといった意味で使うのです。


「お目見え」とは?

立場が上の人にお目にかかって話することを「お目見え」【おめみえ】といいます。

目上の人に対して自分の近況を話したり、家族を紹介するのです。

元々は名詞である「目見え」に丁寧な言葉として使えるよう「お」を付けた言葉になります。

使い方としては、「会長にお目見えする」といった使い方して面識がある者と顔を向けて話す行為に注目して使う言葉です。


「初対面」と「お目見え」の違い

ここでは「初対面」「お目見え」の違いを、分かりやすく解説します。

初めて面と顔を見合って話する行為を「初対面」といいます。

まだじっくり話をしたことがない、顔を合わせて挨拶もしていない人を対象としている行為です。

ただ、「彼女とご近所さんは初対面のようだ」とどこか初々しさを感じるほどの関係に見える様子も指します。

もう一方の「お目見え」は認識がある者と接見して顔を合わせて感謝の言葉を伝えたり、自分の近況を知ってもらうのです。

「初対面」の例文

・『初対面の彼らは緊張感に包まれて、うまく会話ができない』
・『普段からあまり話をしない取引先とは初対面のようだ』

「お目見え」の例文

・『滅多に会えない会長にお目見えして話する機会を得た』
・『病院で恩師の赤ん坊に初お目見えして抱き上げた』

まとめ

顔を見せるという意味で使われている行動を表す言葉を2つ取り上げました。

どのような状況である人に使えばいいかを考えて、使い分けてみましょう。

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