この記事では、「正則高校」と「正則学園」の違いを分かりやすく説明していきます。
「正則高校」とは?
正則高校とは、東京都港区芝公園にある私立高校のことをいいます。
東京メトロ日比谷線の神谷町駅から徒歩で5分程のところにあります。
正則高校は、1889年に正則予備校として創立しました。
私立高校に多い特進クラスはなく、コース制でもありません。
全て普通クラスで、2年生から選択授業を導入しています。
また、3年間クラス替えがなく、担任も持ち上がり制となっています。
「正則学園」とは?
正則学園とは、東京都千代田区神田錦町にある私立高校です。
東京メトロ千代田線の新御茶ノ水駅からは徒歩で7分程のところにあります。
1896年に正則英語学校として創立しました。
創立したのは英語学者として知られる斎藤秀三郎です。
正則学園は男子校で、少人数制のコースを導入しています。
進学クラス・特別選抜クラス・スポーツクラスがあります。
特別選抜クラスは進学クラスの中から選抜された少数精鋭のクラスで、難関校の合格を目指しています。
そのため授業のスピードは速く、深く学ぶ内容となっています。
「正則高校」と「正則学園」の違い
正則高校にも正則学園にも「正則」という名前が付いていますが、全く別の学校です。
名前が似ているだけなので、関係があるわけではありません。
正則高校は港区芝公園にあり、正則学園は千代田区神田にあります。
また、正則高校は男女共学ですが、正則学園は男子校です。
正則高校も以前は男子校でしたが、2000年に男女共学化されています。
それからクラスの編成にも違いがあり、正則高校は全てのクラスが普通クラスです。
それに対して正則学園は、進学クラス・特別選抜クラス・スポーツクラスに分かれています。
まとめ
正則高校と正則学園は名前が似ているだけで、全く違う高校です。
港区芝公園にあるのが正則高校で、千代田区神田にあるのが正則学園になります。