この記事では、「信憑性」と「真実性」の違いを分かりやすく説明していきます。
「信憑性」とは?
「信憑性」とは、人が話す情報や証言などに対し信用してよい度合いを意味します。
人が話す内容において、信用しても大丈夫なのか。
それとも、信用してはいけないのか。
そういった度合いを「信憑性」と言います。
そのため、「信憑性」は「信憑性が高い」や「信憑性が低い」、「信憑性に欠ける」などといった形で用いられます。
類義語には、「信頼度」や「確かさ」「頼り甲斐」「真実味」などがあります。
「真実性」とは?
「真実性」とは、ある事柄が真実であることを意味します。
「真実」とは、?偽りがないこと、本当のこと、です。
つまり、ある事柄において、?偽りがないこと、本当のことを「真実性」と言います。
そのため、「真実性がある」「真実性がない」、「真実性を疑う」などといった形で用いられます。
類義語には、「正確」や「適確」「確か」「忠実」「信頼性」などがあります。
「信憑性」と「真実性」の違い
「信憑性」と「真実性」の違いを、分かりやすく解説します。
「信憑性」は、人が話す情報や証言などに対し信用してよい度合い。
「真実性」は、ある事柄において、?偽りがないこと、本当のことを意味する言葉になります。
つまり、「信憑性」は人が話すことや情報、証言について意味する言葉に対し、「真実性」には、そういった決まりはありません。
偽りがないがないか、本当なのか、そういった度合いを意味する言葉になります。
その点に2つの言葉の違いがあります。
「信憑性」の例文
・『彼の話は、いつも信憑性に欠けている』
・『いろいろと調べた結果、彼女の証言の信憑性が高まった』
「真実性」の例文
・『事件の真実性を裏付けるための調査を行った』
・『私は一切、証拠写真における真実性を疑うことがなかった』
まとめ
「信憑性」と「真実性」の違いは以上です。
似たような意味を持つ言葉ですが、人が話すといった点において違いのある言葉になります。