この記事では、「生パン粉」と「パン粉」の違いを分かりやすく説明していきます。
「生パン粉」とは?
パンを粉砕して細かくしたものです。
水分量は35〜38%程度が一般的です。
粒が荒く、これを使って揚げるとサクサクとした食感になります。
ボリュームを出したり、サクサクとした食感を出したりしたい、トンカツやエビフライなどを作る際に適しています。
その他の揚げ物や、ハンバーグ、グラタンなどにも使用することが可能です。
商品として販売されていますが、パンから自分で作ることもできます。
トーストしていない状態の食パンを、フードプロセッサーにかけるか、おろしがねで削るかします。
おろしがねで削る場合は、冷凍させておくと削りやすくなります。
水分を含んでおり傷みやすいので、長期間保存する場合は冷凍庫に入れてくことをおすすめします。
「パン粉」とは?
パンを粉砕して細かくしたものです。
「パン粉」という場合は「乾燥パン粉」を指す場合が多いです。
水分量は14%以下と少なく、粒が細かい特徴があります。
ハンバーグに加えたり、揚げ物を作ったりするときに使用をします。
細かなため、これを使った料理は舌触りがよくなります。
商品として販売されていますが、自分で作ることもできます。
まず、食パンをフードプロセッサーにかけて細かくします。
そして、これを電子レンジにかけて水分を飛ばします。
カリカリな状態になったらできあがりです。
保存は冷蔵庫または冷凍庫で行います。
水分量が低いので比較的長期間保存ができ、冷蔵庫なら2週間程度、冷凍庫なら1か月程度の保存が可能です。
「生パン粉」と「パン粉」の違い
「生パン粉」と「パン粉」の違いを、分かりやすく解説します。
食パンを粉砕したものである点は同じです。
違いは水分量と細かさです。
水分が多いのは前者です。
前者は粒が荒く、後者は粒が細かいです。
まとめ
2つの違いは水分量と粒の大きさです。