「喜ぶ」と「歓ぶ」の違いとは?分かりやすく解釈

「喜ぶ」と「歓ぶ」の違いとは?違い

この記事では、「喜ぶ」「歓ぶ」の意味や違いを分かりやすく説明していきます。

「喜ぶ」とは?

良い事があったり、気持ちが高揚したとき気分が高まる感情を「喜ぶ」【よろこぶ】といいます。

例えば、あまりにも嬉しい出来事が起きれば「躍り上がって喜んだ」といった言い方をして、いかに自分が舞い上がるほど気持ちが高ぶっているか伝えられる言葉です。

他には「簡単に喜ぶな」といえばまだ結果が分かっていないので、事実を確かめるまで舞い上がらないようにする必要性があると注意をうながします。


「歓ぶ」とは?

心から楽しいと思う気持ちを表すのが「歓ぶ」【よろこぶ】です。

歓喜にわく人の様子を表すときよく使われている言葉であり、かなり舞い上がるほど嬉しいと思う結果が出たときの感情を表します。

例としては、「歓びを隠し切れない」といったように、大きな声を出して嬉しい感情を表に出す様を表すときに使う言葉です。


「喜ぶ」と「歓ぶ」の違い

「喜ぶ」「歓ぶ」の違いを、分かりやすく解説します。

考えていた事が現実になったり、嬉しいと思う出来事が起きた際に気持ちが舞い上がる感情を「喜ぶ」という言葉で表します。

自分に良い事が起きたり、愛する家族や友人に良い事があれば一緒に舞い上がって「喜ぶ」と言った場面で感情を高ぶらせるわけです。

もう一方の「歓ぶ」「喜ぶ」よりも嬉しい感情を全面に強く出すときに使います。

「喜ぶ」の例文

・『野球選手が新記録を打ち出した瞬間、ファンは小躍りに喜んだ』
・『喜ぶ顔が見たいと、祖父の好きな手羽先を買って帰省した』

「歓ぶ」の例文

・『大金が当たり、家族は飛び回りながら歓んで涙を流した』
・『独裁的な企業理念が崩壊したとき、社員は歓びあった』

まとめ

読み方が同じ言葉を2つご紹介しましたが、感情の表し方に違いがあります。

どのような場面でどう使えばより自分の嬉しい気持ちが表せるか伝えてみるといいでしょう。

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