臭いに関する言葉には「嗅ぐ」や「匂う」があります。
この記事では、「嗅ぐ」と「匂う」の違いを分かりやすく説明していきます。
「嗅ぐ」とは?
「嗅ぐ」とは鼻を使って臭いを感じ取ることを示す言葉であり、これを分別したり種類分けすることを示す時にも使うことが可能です。
この言葉に使われている「嗅」は探るという意味を持っており、隠れた真実を見抜く時にも使います。
「嗅」を使った言葉には「嗅ぎ分ける」があり、こちらは臭いを嗅いで対象を識別することや小さな違いに気づくことを示す時に使います。
「嗅ぐ」は嗅覚を使った行為であり、人間以外にも優れた嗅覚を持っている犬は色々な場面で活躍しています。
「匂う」とは?
「匂う」とはよい香りがすることやこれを感じることを示す言葉です。
「匂う」はこれ以外にも花が色鮮やかに咲くことや色づくこと、美しさが輝いていることなどを示す時にも使うことが可能です。
「匂う」の同音異義語には「臭う」がありますが、こちらは悪い空気や臭いが漂っていることを示す時に使います。
「臭う」はこれ以外にも怪しい雰囲気や好ましくない空気を感じることを示す時にも使います。
「嗅ぐ」と「匂う」の違い
「嗅ぐ」は鼻を使って臭いを感じ取ることを示す言葉です。
「匂う」はよい香りがすることやこれを感じる時に使う言葉であり、ポジティブな意味で使われています。
「嗅ぐ」の例文
・『靴下を嗅ぐとかなり臭いがしたので、すぐに洗濯機に入れて洗いました』
・『警察犬は荷物を嗅ぐと吠え出したので、中身のチェックが行われました』
「匂う」の例文
・『この辺りから匂ういい香りにつられてお店に入ったところ、とても美味しそうなパンが売られていました』
・『公園には多くの桜が咲いており、よい香りが匂っている』
まとめ
「嗅ぐ」は嗅覚を使って臭いを感じ取ることを示す言葉です。
「匂う」はよい香りやこれを感じ取ることを示す言葉です。
