「俯せ」と「うつ伏せ」の違いとは?意味や違いを分かりやすく解釈

「俯せ」と「うつ伏せ」の違いとは?違い

この記事では、「俯せ」「うつ伏せ」の違いを分かりやすく説明していきます。

「俯(うつぶ)せ」とは?

「俯せ」「腹を下にして伏せることやその状態」を意味する言葉です。

「俯」という漢字には「ふせる」「ふす」「うつむく」という意味が含まれています。


「俯せ」の使い方

「俯せ」「名詞」として使われています。


「うつ伏(ぶ)せ」とは?

「うつ伏せ」は先述した「俯せ」と同じく「腹を下にして伏せることやその状態」を意味する言葉です。

「うつ伏せ」の使い方

「うつ伏せ」は名詞として使われています。

「俯せ」と「うつ伏せ」の違い

結論から述べると、「俯せ」「うつ伏せ」はどちらも「腹を下にして伏せることやその状態」を意味する言葉です。

したがって、二語は漢字の表記が違うだけで同義語の関係に当たると解釈できます。

「俯せ」「うつ伏せ」と同じような意味を表す言葉には「腹這い(はらばい)」などがあります。

「俯せ」「うつ伏せ」は英語の“prone”に相当すると言えるでしょう。

「俯せ」の例文

・『ベッドに俯せになって背中が見えるようにしてくださいと医者に指示された』
・『腰を痛めてしまったので、1日中俯せた状態で過ごすことになった』
・『スナイパーは狙撃を行うために俯せの体勢を取った』
・『俯せのままスマホをずっと見ていたら、脇腹が痛くなってきた』
・『俯せていた犬が物音に反応して起き上がった』

「うつ伏せ」の例文

・『うつ伏せになってのトレーニングは背筋に効果があるが、とても辛かった』
・『うつ伏せになってほふく前進を行う兵士たちの様子が動画に撮られていた』
・『彼は調子が悪いのか、ずっと机にうつ伏せとなっていた』
・『うつ伏せとなっている彼女が心配になったので、大丈夫かと声を掛けた』
・『このロボットは自動でうつ伏せ状態から立ち上がることができる』

まとめ

「俯せ」「うつ伏せ」は漢字の表記が違うだけで、全く同じ意味を表す同義語ということでした。

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