この記事では、「歌謡曲」と「シティポップ」の違いを分かりやすく説明していきます。
「歌謡曲」とは?
「歌謡曲」は「かようきょく」と読み、意味は以下の通りです。
1つ目は「昭和初期に、洋楽の様に作られた馴染みやすい歌曲のこと」という意味です。
2つ目は「昭和30年代以降、テレビ・ラジオ・レコードにより流行した大衆的な歌曲のこと」という意味です。
どちらも作詞家・作曲家により作られ、歌手が歌うのが基本です。
「歌謡曲」の言葉の使い方
「歌謡曲」は音楽用語として使われます。
「歌」は「うた」とも読み「うたうこと」という意味、「謡」は「はやり歌」という意味、「曲」は「楽曲」という意味、「歌謡曲」で「昭和の頃から大衆で親しまれた、歌手が歌うはやり歌」になります。
「シティポップ」とは?
「シティポップ」とは、「1970年代以降に日本で流行った、洋楽のノリやアンサンブルを手本にした、都会的で馴染みやすい楽曲のこと」という意味です。
若者を中心に好んで聞かれ、多くの場合アーティストが自作の曲を歌うことが多くなります。
「シティポップ」の言葉の使い方
「シティポップ」は音楽用語として使われます。
英語の「city pops」が日本語化した言葉で「city」は「都市・都会」という意、「pops」は「ぽんとはじける音」から転じて「流行り歌」という意味、「シティポップ」で「洋楽に感化された都会的なはやり歌」になります。
ただし和製英語であり、海外では単に「pops」と言うことが多くなります。
「歌謡曲」と「シティポップ」の違い
「歌謡曲」は「昭和の頃から大衆で親しまれた、歌手が歌うはやり歌」です。
「シティポップ」は「洋楽に感化された都会的なはやり歌、アーティストが作曲して歌うことが多い」です。
まとめ
今回は「歌謡曲」と「シティポップ」について紹介しました。
それぞれの違いを理解して、正しく使える様にしておきましょう。