「雑誌」と「ムック本」の違いとは?分かりやすく解釈

「雑誌」と「ムック本」の違いとは?違い

書店やコンビニの雑誌コーナーに行くと、週刊や月刊などの定期刊行物とは別に、趣味や雑学などのようなテーマで書かれた本が置いてある場合があります。

このような本のことを一般的に「ムック」あるいは「ムック本」と言います。

それでは、この「ムック本」とはどういう意味でしょうか。

また、「雑誌」とは、どう違うのでしょうか。

この記事では、「雑誌」「ムック本」の違いを分かりやすく説明していきます。

「雑誌」とは?

「雑誌」とは、一般的には月刊や週刊など定期的かつ、継続的に刊行される本のことで、通常は次の刊が出る前に引き上げられ、多くの場合は返品されます。


「ムック本」とは?

「ムック本」とは、「mook」をカタカナ読みにしたもので、雑誌を表す「magazine」と、書籍を表す「book」を合わせた造語で、その名前の通り、雑誌のように定期的に刊行されるものではないが、書籍のようなハードカバーや有名な作家の新作のようなものでもない、中間的な本のことです。


「雑誌」と「ムック本」の違い

「雑誌」「ムック本」の違いを、分かりやすく解説します。

この2つの言葉は、本のことを表す言葉であるという意味では同じです。

しかし、主に刊行のタイミングが違います。

つまり、「雑誌」は、多くの場合「週刊」「月刊」などのように定期的に刊行されるものであり、「ムック本」は、定期的ではなく、基本的には一回の刊行になります。

そのため、「雑誌」のように売るための期限があるわけではないので、いつまでも店頭に並べておくことができます。

それでは、「ムック本」「書籍」の違いはどこにあるのでしょうか。

実際には、明確な違いはないのですが、多くの場合は「ムック本」のほうがコストがかかっていないので、安価に販売されています。

まとめ

この記事では、「雑誌」「ムック本」の違いを、解説してきました。

特徴的なのは、最近の「ムック本」には付録付きが大いということです。

小型の文房具、エコバッグなどが定番ですが、中にはウォレットや化粧ポーチ、マグカップからぬいぐるみまで、多種多様です。

中には、本として読める部分が極端に少ないものもあり、最近では見ているだけでも楽しくなります。

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