「イワナ」と「アユ」には、どのような違いがあるのでしょうか。
この記事では、「イワナ」と「アユ」の違いを分かりやすく説明していきます。
「イワナ」とは?
「イワナ」は、サケ科イワナ属の魚になるため鮭と仲間になります。
体長は30センチほどと大きく淡水魚です。
水がきれいな冷水を好むため、川の最上流域に多く生息します。
漢字では「岩名」と書く「イワナ」。
理由は岩陰に潜み獲物を取られることから名付けられました。
味に川魚独特の臭みは少なく、食べやすいと評判の「イワナ」。
白身魚で肉質は柔らかい点も特徴です。
「イワナ」の旬は5月・6月から始まり夏にかけ楽しむことができます。
どれだけ新鮮であっても寄生虫がいることを踏まえ加熱調理が鉄則。
塩焼きをはじめ、ムニエル、唐揚げ、南蛮漬けなど、様々な調理方法で楽しむことができます。
「アユ」とは?
「アユ」はアユ科に属する魚です。
体長は20センチほどですが、なかには30センチにも成長する「アユ」もいます。
川や海などを回遊する魚で、下流の水温が温かい地域を好む傾向があります。
水がきれいな川を好み、独特の香りを持つ「アユ」。
その香りは「香魚」と言われ、食べる人によって好き嫌いの好みがわかれます。
「アユ」の場合、資源保護の観点から禁漁の時期が決まっています。
そのため、釣りを楽しむ際には必ず禁猟明けを守り6月から8月ごろを基本に楽しむことになります。
食べ方の基本は。
丸ごと焼く塩焼きです。
また、「アユ」を提供するお店では甘露煮を楽しむこともできます。
「イワナ」と「アユ」の違い
どちらも、日本のきれいな川で生息する共通点を持つ「イワナ」と「アユ」。
「イワナ」はサケ科イワナ属。
「アユ」はアユ科に属する魚といった違いがあります。
また、好む場所にも違いがあり、「イワナ」は水温の低い川の上流を好み、「アユ」は温かな水温の下流を好みます。
まとめ
川魚の代表となる「イワナ」と「アユ」には、以上のような違いがあります。