この記事では、「まめな人」と「誠実」の違いを分かりやすく説明していきます。
「まめな人」とは?
まめな人は、まめなひとと読むのが正しい読み方となっているのです。
文字で書かれたこの言葉を見れば理解出来る事でしょうが、真面目なや誠実で浮ついた所がない様な、といった意味を持っている、まめなの文字に、ひととか、ひとがら等の意味の人の漢字を付け足す事で成立した言葉となっています。
だからこそまめな人は、面倒臭がらずに真面目に働く様な人を表すのです。
特に面倒と思われる事を、嫌そうな素振りをみせずにきちんと行う様な人に対して、このまめな人の言葉は使われています。
「誠実」とは?
誠実は、せいじつと読むのが正解な言葉です。
漢字で記されたこの言葉を目にすれば一目瞭然な事ですが、言葉や行動等につくり事がないとか、まこと等の意味を有する誠の漢字に、本当や嘘とか偽りがないという意味がある実の漢字を組み合わせる事で完成した言葉となっています。
以上の事から誠実は、私利私欲を持たずに真心により物事や人に対する事を示すのです。
要するに自分の利益を優先する事なく、真摯に正しいと言える行動をする事に対して、この誠実の言葉が用いられています。
「まめな人」と「誠実」の違い
「まめな人」と「誠実」の違いを、分かりやすく解説します。
まめな人と誠実の文字表記を見比べてみると、使用している文字も読み方も全然違う言葉同士であると直ぐに気付けるものです。
所が表現する意味には幾分似ている部分もなくはないため、混同してしまう人もいたりします。
なのでそれぞれの言葉の意味を、きちんと把握する事が大事です。
まずまめな人は、面倒事を苦にせず真面目に行ってくれる様な人を表します。
一方の誠実は、私利私欲をまじえる事なく、真心を持って物事や人に対処する事を示すのです。
まとめ
2つの言葉には共通する文字はなく、読み方も似ている訳ではありません。
ですが指し示す意味合いには似ている印象を受ける部分もあるので、ごっちゃになる可能性はないとは言えません。
故にそれぞれの言葉の意味を、明確に理解する事が大事です。
ちなみにまめな人は、苦労とか面倒をいとわずに真摯に物事に向き合い行動する人、といった意味の言葉として使われています。
対する誠実は、真面目で真心を抱きつつ、人や物事に対する事を意味する言葉として用いられているのです。