この記事では、「ラー油」【らーゆ】と「タバスコ」の意味や違いを分かりやすく説明していきます。
「ラー油」とは?
中華料理によく使われている調味料を「ラー油」【らーゆ】といいます。
ごま油が入っているところが料理にコクと深みを出し、唐辛子でぴりっとした辛みを出すわけです。
とくに、餃子のタレに入れるだけで深みが出る中華料理になります。
また、素材の香りを引き立たせたり、油でまろやかな舌触りになるなど、いいところをぎゅっと詰め込んだ油なのです。
赤色の液体は料理に色を付ける役割も担い、人の食欲をそそる一品になります。
「タバスコ」とは?
メキシコ料理に独特は風味を足せる「タバスコ」は、唐辛子の辛味と芳しい香りを数滴で出せる調味料です。
原産はタバスコ州であり、ここで採れるチレ・タバスコという植物から丁寧に抽出した液体に塩を加えて、より保存がきくようにしてあります。
この液体をガラス瓶に詰めて売り出したのが米国のマキルへニー社であり、ルイジアナ州に本社がある会社です。
商標権はこの会社が持ち、アジアから欧米まで様々な国で販売しています。
「ラー油」と「タバスコ」の違い
「ラー油」と「タバスコ」の違いを、分かりやすく解説します。
天鷹という独特な辛味を出す唐辛子の液を搾り出したものが入っている「ラー油」は、ラーメンや餃子といった料理の味を引き出し、コクを出します。
辛味を足したり、赤色の鮮やかな色を足せるのも魅力的な中華人民共和国を代表する調味料です。
ゴマ油の風味が鼻を刺激し、中華料理に深みを出す役割を担います。
もう一方の「タバスコ」はメキシコにある唐辛子の中でも独特な風味をかもし出すチレ・タバスコを原料としているスパイスの役割がある商品です。
また、メキシコ料理や米国のピザ、スパゲッティにも合う香辛料として多くの人に使われています。
まとめ
どちらも唐辛子が入っている赤い色が美しい調味料ですが、味が違うのと、使う料理が異なりますので、自分なりに食べて比べてみるといいでしょう。