多様化から境界線が難しいコールドドリンク?
この記事では、「スムージー」と「フラッペ」の違いを分かりやすく説明していきます。
「スムージー」とは?
2000年代に入り急速に浸透してきた言葉が「スムージー」だと言っていいでしょう。
健康食、ダイエットブームの中で需要を伸ばし認知度を拡げました。
凍らせた野菜や果実をミキサーにかける事で栄養素を壊さないで飲めるドリンクだと言っていいでしょう。
米国発祥で渡航経験がある方ならご存じの方も多いと思われますが、本来の「スムージー」はミルクシェーキに近い、かなり甘めのスイーツとも言えます。
日本では野菜中心の「スムージー」が一般化。
青汁の延長線上で発展してきたともいえ、現在では粉末化されたものが容易に入手可能です。
「フラッペ」とは?
近年はコンビニで手軽に購入できるコンビニフラッペが注目されましたが、同商品はコールドドリンクにあたります。
日本で一般的なのは洋風のかき氷の総称としてでしょう。
ただし1970年代から「フラッペ」という言葉は使われており、和風のかき氷との厳密な違いは存在しません。
フランス語の「氷で冷えた・冷やした」の意味合いを持つ“Frappe”がその語源ですから、氷菓であれば大概が「フラッペ」の範疇でそう呼べると言っていいでしょう。
比較的ザックリとした曖昧な括りであるとも言えます。
「スムージー」と「フラッペ」の違い
「スムージー」と「フラッペ」の違いを、分かりやすく解説します。
基本的には前者は凍った野菜や果実をミキシングしてドリンク化したもの。
後者は氷を削って甘味料やシロップをかけたものの違いがあると言えるでしょう。
ただし特に日本では多様化していると言え、「スムージー」の材料にアイスクリームとクラッシュアイスを入れてミキシングしたものは「コンビニフラッペ」とほぼ同等になってしまいます。
また生野菜・果実を使った手法や粉末を溶かすだけの物もあるなど「スムージー」は比較的短期間で広まり多様化したとも言えます。
「フラッペ」はスタイル的な変化は少ないもの台湾かき氷のエッセンスの入ったフルーツ感溢れる物や雪花氷に代表される食感の進化を垣間見る事ができるでしょう。
まとめ
「スムージー」は凍った野菜や果実と繋ぎの少量の水をミキシングしたものです。
生野菜や果実を使うものやアイスクリームやフルーツソースを入れてスイーツ化したもの、簡易に摂取できる粉末化したものなど多様化しています。
一方の「フラッペ」はいわゆるかき氷の別称。
削った氷に甘味料をかけたものが一般的だと言っていいでしょう。
ただし近年では「コンビニフラッペ」の様にコールドドリンク化したものも「フラッペ」と呼ばれるなど多様化して使われています。