この記事では、“lake”と“pond”の違いを分かりやすく説明していきます。
「lake」とは?
“lake”には3つの意味があります。
1つめは、湖、池、沼です。
これらは陸地に囲まれている水が溜まっている場所です。
湖は深さがある水が溜まっている場所のことです。
日本には山梨湖や琵琶湖などがあり、これらは反対の岸が見えないほどの大きさがあります。
池や沼は湖よりも小さい場所です。
池と沼の違いは水生植物の有無です。
沼には多くの水生植物が生えています。
2つめは、湖に似たものです。
公園によっては泉水が作られていることがあります。
湖ほどの大きさではありませんが、水が溜められている場所です。
ダムは人工的に作ったもので、ここも水が溜まっていて湖に似ています。
溶岩やタールなどのたまりは、溜まっているものは水ではありませんが、形状は湖に近いです。
このような、水あるいは水以外の液体が溜まっている場所を指しています。
3つめは、あり余るほどのです。
飲み物などについていいます。
湖にはあり余るほどの水が溜まっています。
そのようなさまを意味しています。
湖には液体が溜まっているので、“lake”は主に飲み物など液体のことをいいます。
「lake」の使い方
“lake”は数えられる名詞で、“the Lake”などとします。
~湖と湖の名前を指すときには“Lake”と“L”が大文字になります。
「pond」とは?
“pond”には2つの意味があります。
1つめは、池、沼、泉水です。
池はくぼ地に水が溜まっているところです。
人工のものを指す場合もあります。
沼は池に似ていますが、水中で生育する植物が数多く存在する点が池とは異なります。
泉水は庭先などに作った池です。
米国と英国では“pond”が指すものが違い、米国では“lake”よりも小さい自然の池も指し、英国では人工池を指します。
もう一つの意味は海です。
とくに大西洋のことをいいます。
南北アメリカ大陸・ヨーロッパ大陸・アフリカ大陸に囲まれている、総面積約8244万平方キロメートルの広い海です。
「pond」の使い方
水を囲った場所という意味で使用をします。
このような場所には、池、沼、泉水があります。
数えられる名詞で“the pond”などとします。
海の意味で使用するときには“the”をつけます。
「lake」と「pond」の違い
2つの言葉は池、沼、泉水の意味が似ていますが、やや意味合いが違います。
“lake”は天然のものを指すことが多いです。
また、もう少し水深のある湖の意味や、湖に似たものの意味もあります。
“pond”は人工のものを指すことが多いです。
池は天然のものと人工のものがあり、泉水は人工のものです。
しかし、英国では“pond”は人工池を指していますが、米国では自然のものでも小さい池を指して使用することがあります。
まとめ
池、沼、泉水の意味が似ている2つの言葉ですが、それぞれの言葉は指しているものの大きさや、人工なのか天然なのかという点が異なります。