この記事では、「.co.jp」と「.com」の違いを分かりやすく説明していきます。
「.co.jp」とは?
「.co.jp」(ドット・シーオー・ドット・ジェーピー)は、日本国内で登記した企業が利用できるドメインです。
ドメインというのはウェブサイトのアドレスを知らせる住所のようなものであり、インターネット上でウェブサイトを公開するためには、必ず専用のドメインを取得する必要があります。
coは、株式会社を意味する「corporation」、jpは日本(Japan)を意味します。
つまり、「co. jp」は日本の株式会社を表しています。
ドメインには様々な種類がありますが、「.co.jp」は日本国内に住所がある法人のみしか所有できません。
つまり、ウェブサイトのURL(アドレス)の文字に「.co.jp」が含まれていれば、そのサイトは日本国内の法人が運営しているということになります。
企業の信頼性を高めるドメインとされ、取得や更新にかかる費用は他のドメインと比べて高額です。
「.com」とは?
「.com」(ドットコム)は、商業組織が利用できるドメインです。
国や個人経営・法人を問わず商業用のウェブサイトを運営する際に取得することができます。
比較的取得しやすく費用が安価なことから、商業用のドメインの中では一般的なものとなっています。
また多くの商業サイトが利用しているために「ドットコム」というワード自体が有名であり、アドレスに「.com」が含まれているとウェブサイトの心証が良くなる傾向があります。
「.co.jp」と「.com」の違い
「.co.jp」と「.com」の違いを、分かりやすく解説します。
どちらも代表的なドメインの一種ですが、ドメインを取得できる条件はそれぞれで異なります。
「.co.jp」は日本国内で登記した企業が利用できるドメイン、「.com」は商業用の組織が利用できるドメインです。
「.com」は、世界中の個人事業主、法人が誰でも取得でき、かかる費用が安価です。
一方、「.co.jp」は日本に住所を持つ株式会社でなければ取得できません。
それだけに「.co.jp」のほうが社会的な信頼性が高く、取得や更新にかかる費用が高額になっています。
まとめ
「.co.jp」と「.com」は、どちらもウェブサイトのアドレスでよく見かける文字です。
アドレスの最後にある文字が「.co.jp」ならウェブサイトの運営元は日本の株式会社、「.com」なら日本の株式会社かどうかに関わらず商業用の組織であることを意味しています。
