「雛形」と「様式」の違いとは?意味や違いを分かりやすく解釈

「雛形」と「様式」の違いとは?違い

仕事やプライベートで、ワープロソフトを使って手紙などを作ることがありますが、その時に全てを一から考えてタイプしていくのは時間がかかります。

そのため、多くの場合はすでに以前作ったものや他の人が作ったものを「雛形」にして、違う部分のみ書き換えるということで済ませることでしょう。

それでは、この「雛形」とはどういう意味でしょうか。

また、「様式」とは、どう違うのでしょうか。

この記事では、「雛形」「様式」の違いを分かりやすく説明していきます。

「雛形」とは?

「雛形」とは、「ひながた」と読み、何かの元となるようなもの、あるいは参考にするべきもののことを表す言葉です。


「様式」とは?

「様式」とは、「ようしき」と読み、何かの見え方や形式などに関する「決まり事」のようなものを表す言葉です。


「雛形」と「様式」の違い

「雛形」「様式」の違いを、分かりやすく解説します。

この2つは、何かの元になるものであるという部分では同じですが、どこに違いがあるのでしょうか。

この2つの違いを最も簡単に説明するなら、「雛形」の場合にはそれを使って自分のアウトプットを作るのに対して、「様式」は単なるルールなので、アウトプットは全て自分で作る必要があるということです。

一番わかりやすいのは、ワープロ文書の「雛形」とはすでに必要な項目が埋まっているファイルですが、「様式」であればフォントはゴシックで、段落は1文字下げてとかの決まりがあるだけになります。

「雛形」の例文

・『挨拶文を作るのであればこの文書を雛形にしてください』
・『会議の議事録の雛形はチーム標準のものを使ってください』

「様式」の例文

・『このドキュメントの様式に関しては詳しく決められています』
・『この時代の建築には様式美というものが感じられます』

まとめ

この記事では、「雛形」「様式」の違いを、解説してきました。

序文でも述べたように、これらの言葉は私たちの身近にあります。

この機会にこれらの正しい使い方を勉強しておきましょう。

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