この記事では、「溺愛」と「盲愛」の意味や違いを分かりやすく説明していきます。
「溺愛」とは?
行き過ぎではないかと心配になるほどむやみに可愛がる行為を「溺愛」【できあい】といいます。
目の前がもう見えていないと感じるほど盲目的に相手を可愛がるその様は人を心配させるほど強い愛情を感じさせるのです。
とくに、子供やペット、孫といった自分よりも年齢がかなり下の者に対して強い愛情を示す様子を表します。
それほど愛くるしいと感じては甘やかす対象に見せる愛し方になるわけです。
「盲愛」とは?
むやみに相手へ強い愛情を注ぎ、愛してやまない気持ちをぶつけるのが「盲愛」【もうあい】です。
心を強く惹き付けられては奪われてしまったかのように心奪われては、並々ならぬ深い愛情を注いでかわいがります。
その可愛がる様子は周囲を嫉妬させますが、本人はどのように見られているかまったく気にしません。
自分が好きと思う動物や子供、愛する人には惜しみなく愛し、甘やかします。
「溺愛」と「盲愛」の違い
「溺愛」と「盲愛」の違いを、分かりやすく解説します。
溺れてしまうのではないかと思うほど愛し、甘やかす様を「溺愛」といいます。
もう一方の「盲愛」は、やたらと人前でもむやみに愛情注ぐ行為を指す言葉です。
相手が我侭な態度をとってもしっかり受け入れて、たっぷりの愛情で包むその様子は周囲に焼きもちを焼かせます。
このように表現する相手は自分よりも年下であったり、可愛いと感じる人が対象となるわけです。
「溺愛」の例文
・『姉は末っ子を溺愛しては甘やかすので、親を心配させる』
・『大好きな猫を溺愛しては可愛がる弟に、兄は嫉妬する』
「盲愛」の例文
・『1番下の弟を盲愛する長女の理性がない可愛がりように苛立つ』
・『飼い犬を盲愛する彼女の姿に強く嫉妬し、腹が立ってしまう』
まとめ
周囲が見えなくなるほど相手に強い愛情注ぐ行為を表す言葉を2つ取り上げました。
少し言葉の使い方に違いがありますので、工夫して使ってみましょう。
