この記事では、「論ずる」と「論じる」の違いを分かりやすく説明していきます。
「論ずる」とは?
「論ずる」の「論」には、是非や善悪を述べる、物事の道理を説く、筋道を立てた話や文章、見解、などといった意味があります。
つまり、「論ずる」とは、道筋を立てて述べること。
お互いに意見を戦わすこと。
取り立てて問題にすること。
を意味します。
例えば、道筋を立てて述べる意味の場合、「環境問題を論ずる」などといった形で使用します。
簡単に言えば、「話し合うこと」や「言い合うこと」「ディスカッションすること」「論じ合うこと」が「論ずる」です。
「論じる」とは?
「論じる」の「論」には、是非や善悪を述べる、物事の道理を説く、筋道を立てた話や文章、見解、などといった意味があります。
つまり、「論じる」とは、道筋を立てて述べること。
お互いに意見を戦わすこと。
取り立てて問題にすること。
を意味します。
例えば、道筋を立てて述べる意味の場合、「環境問題を論じる」などといった形で使用します。
簡単に言えば、「話し合うこと」や「言い合うこと」「ディスカッションすること」「論じ合うこと」が「論じる」です。
「論ずる」と「論じる」の違い
「論ずる」と「論じる」の違いを、分かりやすく解説します。
「論ずる」と「論じる」は全く同じ意味を持つ言葉です。
どちらが誤っているなどはなく、どちらも正しい日本語として使用することができます。
そのうえで、「論じる」は現代社会において一般的に用いられている言葉に対し「論ずる」は少し古い言葉といった違いがあります。
「論ずる」の例文
・『学生の頃、よく今後の日本経済について友達と論ずることがあった』
・『論ずるに値しない議論は無意味だと思う』
「論じる」の例文
・『経済学者同士が日本経済について論じるテレビを見るのが好きです』
・『是非について事前に論じる時間を設けた』
まとめ
「論ずる」と「論じる」は以上のように、全く同じ意味を持つ言葉になります。