この記事では、「新古品」と「中古品」の意味や違いを分かりやすく説明していきます。
「新古品」とは?
一度も使っていない新品で、梱包されている箱の蓋さえ開けていない状態を「新古品」【しんこひん】といいます。
通電もしていないは、工場から出荷した状態のまま袋からも出していない家電製品によく使われている言葉です。
また、新しく開発された製品ですが、メーカーでは製造が終わり、倉庫に在庫が保管されて、少し月日が経っているパソコンや電子レンジ、炊飯器などの家電を指します。
「中古品」とは?
人の手に渡り、通電して何度も使った状態の家電製品や家具、人形などを「中古品」【ちゅうこひん】といいます。
家電製品であれば新しく購入した後、電源を付けて何度かキーボードで文章を作成したり、何時間もインターネットでサイトや画像を閲覧した物はすべて「中古品」になるわけです。
家電製品だけでなく、ゲームやカメラといった商品も何度か使われている場合に当てはまります。
「新古品」と「中古品」の違い
「新古品」と「中古品」の違いを、分かりやすく解説します。
どちらも店側や出品者側が物の状態を伝えるときに使う言葉ですが、「新古品」は袋から一度も出していない新品の状態を指しますが、人の手に渡っているため中古扱いになる物という意味があります。
メーカーでは、梱包して箱の中に入った状態の製品に対して使い、未開封のまま出荷して、一度も使われていない商品であると伝えるのです。
もう一方の「中古品」は購入してから1回でも使った物がすべて当てはまります。
「新古品」の例文
・『オークションで新古品の炊飯器を見つけると嬉しい気持ちになる』
・『新古品の空気清浄機であれば抵抗なく使えるので、2台購入した』
「中古品」の例文
・『新品では高いので、中古品のPS5の本体を探して購入した』
・『中古品の洗濯機でもドラム式で使用頻度が少なければ高値になる』
まとめ
似ている言葉を2つご紹介しましたが、まだ箱から出していない状態で人の手に渡ったものは「新古品」といい、何度も使っているものは「中古品」と覚えておくといいでしょう。