「お知らせいたします」と「ご連絡いたします」には、どのような違いがあるのでしょうか。
この記事では、「お知らせいたします」と「ご連絡いたします」の違いを分かりやすく説明していきます。
「お知らせいたします」とは?
「お知らせいたします」の「お知らせ」は、「知らせ」に接頭語「お」がついた言葉です。
「知らせ」自体の意味は、知らせること、また、その内容は通知。
何かが起こるような兆しとなります。
「お知らせ」の場合、通知や案内、連絡といった意味になり、「お知らせいたします」は、「通知いたします」や「ご案内いたします」などとなります。
「ご連絡いたします」とは?
「ご連絡いたします」の「ご連絡」は、「連絡」に接尾語「ご」がついた言葉です。
「連絡」自体の意味は、気持ちや考えなどを知らせること、情報などを互いに知らせること、といった意味があります。
「連絡」の場合、必ず相手側に情報が伝わりつながることが重要になります。
「お知らせいたします」と「ご連絡いたします」の違い
「お知らせいたします」の場合は、複数の人に対し何かを知らせること、通知することを意味します。
必ず相手側に正確な情報が伝わるといった意味はなく、広く、大勢の人に知らせることを主にする言葉になります。
一方、「ご連絡いたします」の場合は、相手側に必ず情報が伝わる必要があります。
この点において、「お知らせいたします」と「ご連絡いたします」には大きな違いが存在します。
「お知らせいたします」の例文
・『お客様にはメールにて、お知らせいたします』
・『みなさまにお知らせいたします』
「ご連絡いたします」の例文
・『先方には電話にてご連絡いたします』
・『お客様にご連絡いたします』
まとめ
広く知らせることが重要なのか。
それとも、確実に伝えることが重要なのか。
その違いによって「お知らせいたします」なのか。
「ご連絡いたしま」なのかを使い分ける必要があります。
