この記事では、「あずき茶」と「黒豆茶」の違いを分かりやすく説明していきます。
「あずき茶」とは?
あずき茶とは、あずきを煮出して作るお茶のことをいいます。
あずきは和菓子や赤飯などに使う豆で、日本では古くから栽培されてきました。
縄文時代の遺跡からも発掘されています。
あずき茶はそんなあずきから作られているお茶で、カフェインが含まれていないため妊娠中の女性や子どもも安心して飲むことができます。
あずきの風味が感じられるお茶です。
ほんのりとした甘さがありますが、砂糖を入れていなければお汁粉のような甘さにはなりません。
「黒豆茶」とは?
黒豆茶とは、黒豆を煮出して作るお茶のことをいいます。
黒豆ならではの香ばしい香りがあり、アントシアニンが豊富に含まれています。
アントシアニンは黒豆の黒い色の元になっている色素で、ポリフェノールの一種です。
ポリフェノールには抗酸化作用があり、血液をサラサラにする効果も期待できます。
また、黒豆茶にもカフェインは含まれていません。
「あずき茶」と「黒豆茶」の違い
あずき茶も黒豆茶も豆を原料とするお茶で、カフェインは含まれていません。
どちらも健康や美容に良いお茶として注目されています。
味には違いがあり、あずき茶はほんのりとした甘みがある素朴な味わいです。
黒豆茶には独特の香ばしさがあり、ナッツの風味に例えられることもあります。
それから含まれている成分も違っており、あずき茶にはサポニンという成分が含まれています。
サポニンには血流を良くする効果があり、冷え性などに効果的だといわれています。
血中のコレステロールの上昇を抑制する働きもあります。
黒豆茶にはアントシアニンが含まれていて、アンチエイジングに効果的な成分です。
アントシアニンには、血液をサラサラにする効果もあります。
まとめ
ほんのりとした甘さがあって素朴な味わいなのがあずき茶で、独特の香ばしさがあるお茶が黒豆茶です。