「抱っこ」と「ハグ」の違いとは?意味や違いを分かりやすく解釈

「抱っこ」と「ハグ」の違いとは?違い

この記事では、「抱っこ」「ハグ」の意味や違いを分かりやすく説明していきます。

「抱っこ」とは?

目の前にいる人を持ち上げて、両足が床から離れるようにすることを「抱っこ」【だっこ】といいます。

体重が重い大人ではなく、全身を抱き上げられる幼い子供を対象に行なう体勢を指す言葉です。

大人に甘えたいと思う子供の方から大人に対して「抱っこして」とせがむ状況を指し、何度も頼む子供に負けて抱き上げるといった場面を表します。

完全に足先まで持ち上げるので、泣く赤ちゃんをあやすときや、親の愛情を独り占めにしたいと思う幼児を抱き上げるのです。


「ハグ」とは?

これから交流を深めたいと思う相手と距離を縮めるため軽く抱き合う行動を「ハグ」といいます。

それほど親しい人でも、会えたことに嬉しく思う気持ちを伝える際に行なう行動です。

また、病気を抱える人に初めて会ったとき、元気になってと応援する気持ちを込めて「軽くハグ」する場面で使われています。

このように、「ハグ」はそれほど深い感情を表すものではなく、出会えたことに喜びや悲しい気持ちの相手に寄り添う気持ちを伝えられる行為です。


「抱っこ」と「ハグ」の違い

「抱っこ」「ハグ」の違いを、分かりやすく解説します。

甘えたいと思う幼い子供や、泣きやまない赤ちゃんを完全に腕の中に抱き上げてあやす行為を「抱っこ」といいます。

もう一方の「ハグ」は交流したいと思う人と会ったとき行なうか、相手と共感する気持ちを伝えるときにやる行為です。

2つの大きな違いは、「抱っこ」が子供を対象に行いますが、「ハグ」は大人に対しても行なうところになります。

「抱っこ」の例文

・『寝かせていた赤ん坊にお乳をあげるため抱っこした』
・『保育園に通う子供がせがむので、抱っこして絵本を読んだ』

「ハグ」の例文

・『活動に共感した私は、環境団体の会長に会ってハグした』
・『少しでも力になれたらと小児癌で苦しむ子供にハグした』

まとめ

とても似た行動を指す行為を2つ取り上げましたが、意味とやり方に異なる点があります。

どう違うか海外の動画や外国人の動きに目を向けてみましょう。

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