「月兎耳」と「黒兎耳」の違いとは?分かりやすく解釈

「月兎耳」と「黒兎耳」の違いとは?違い

この記事では、「月兎耳」「黒兎耳」の違いを分かりやすく説明していきます。

「月兎耳」とは?

月兎耳は、つきとじと読むのが正解な言葉です。

漢字で書かれたこの言葉を見れば理解出来る事でしょうが、地球に1番近い天体等の意味を持っている月の漢字に、うさぎの様な長い耳といった意味を有する兎耳の漢字を付け足す事で成立した言葉となっています。

だからこそ月兎耳は、兎の耳の様な形をした葉を持つ多肉植物を表すのです。


「月兎耳」の言葉の使い方

月兎耳は、ベンケイソウ科カランコエ属の1種に対して使われる言葉となっています。

より具体的には、兎の耳の様な形状の細長い葉の縁に黒っぽい斑点がある多肉植物に対してこの月兎耳の言葉が使用されるのです。


「黒兎耳」とは?

黒兎耳は、くろとじと読むべき言葉となっています。

漢字で記されたこの言葉を目にすれば分かる事ですが、墨の様な色といった意味の黒の漢字に、うさぎの様な形の耳を意味する兎耳の漢字を組み合わせる事で完成した言葉です。

以上の事から黒兎耳は、葉が兎の耳の様な形をした多肉植物の1つを示します。

「黒兎耳」の言葉の使い方

黒兎耳は、ベンケイソウ科カランコエ属に分類されている多肉植物の1種に対して用いられる言葉です。

その中で、細長い葉っぱの縁が線の様に繋がっているものに対して、利用される言葉となっています。

「月兎耳」と「黒兎耳」の違い

月兎耳と黒兎耳の漢字表記を比較してみると、最初の漢字が月と黒という違いがある事に気付けるものです。

所が後に続く2文字の漢字は同じである上に、どちらもベンケイソウ科カランコエ属に分類され、兎の耳の様な葉を持つ形も良く似た植物を意味する言葉となっています。

とはいえ違いもあり、月兎耳の葉の縁に黒い斑点があるのに対し、黒兎耳の葉の縁はもっと黒色が濃くて線の様に繋がっているのです。

まとめ

2つの言葉は共通する漢字があるだけでなく、形状もそっくりで共に多肉植物の1種を指し示す言葉となっています。

ただし最初の漢字が月か黒かという違いがある上に、葉の縁にある黒色が斑点状なのが月兎耳で、線の様に繋がっているのが黒兎耳という違いもあるのです。

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