この記事では、「千歳空港」と「新千歳空港」の違いを分かりやすく説明していきます。
「千歳空港」とは?
千歳空港とは1926年に開設された軍民共用の飛行場で、現在は存在していません。
千歳空港は現在、航空自衛隊の基地である千歳飛行場になっています。
民間の飛行機は、新たに建設された新千歳空港に移りました。
千歳空港というと千歳市にある空港という意味で、新千歳空港を指す場合もあります。
自衛隊の基地である千歳飛行場のことを指しているのか新千歳空港を指しているのか分かりにくいため、近年はあまり千歳空港と呼ぶことはなくなっています。
「新千歳空港」とは?
新千歳空港とは、北海道千歳市にある空港のことをいいます。
一部は苫小牧市にまたがっており、北海道エアポートという民間企業が運営を行っています。
北海道では最大の規模を誇る空港で、国内線も国際線も就航しています。
北海道の玄関口として大勢の人に利用されてきました。
北海道は日本の中でも観光が盛んなので、観光や旅行に訪れる人も沢山います。
冬のシーズンなどはスキーやスノーボードを目当てに海外から訪れる旅行客も多いです。
新千歳空港が開港したのは1988年になります。
航空自衛隊の基地が隣接していて航空法上は千歳飛行場に含まれるので、航空管制は航空自衛隊が行っています。
「千歳空港」と「新千歳空港」の違い
千歳空港は千歳飛行場の以前使われていた名称で、現在は使われていません。
新千歳空港は千歳飛行場に隣接している民間の空港で、千歳空港というと新千歳空港を指す場合もあります。
航空法上も千歳飛行場の一部になるので、千歳空港と新千歳空港は同じものと捉えることもできます。
まとめ
千歳空港は以前存在していた空港で、今は航空自衛隊の千歳飛行場になっています。
新千歳空港は千歳飛行場に隣接する民間の空港です。
千歳空港という名称は現在では使われておらず、新千歳空港は現在も使われています。