この記事では、「心療内科」と「メンタルクリニック」の違いを分かりやすく説明していきます。
「心療内科」とは?
「心療内科」は「しんりょうないか」と読みます。
意味は「日常の緊張やストレスなどから体に不調が生じて、病理的に検査しても得に異常が見当たらない症状を対象とする医療機関」です。
「心療内科」の言葉の使い方
「心療内科」は、医療用語として使われます。
身体に「頭痛・吐き気・動悸・めまい・高血圧・不安感・うつ」など、不調が現れ、専門の医療機関で検査しても異常が見当たらない場合、心理的なストレスなどが原因の「心身症」とされることがあり、その様な場合に受診します。
下で紹介する「メンタルクリニック」でも受診できますが、「精神科」というと聞こえが悪い、通院しにくいと思う人が多い為に、「心療内科」という科目ができました。
「メンタルクリニック」とは?
「メンタルクリニック」とは、「心身症のほか、統合失調症や双極性障害、依存症など、精神疾患全般を対象とする医療機関」です。
「メンタルクリニック」の言葉の使い方
「メンタルクリニック」は、医療用語として使われます。
上記で紹介した「心身症」の他、幻聴や幻覚を伴う精神疾患や認知症、統合失調症、脅迫性障害など、精神的な疾患まで幅広く診療します。
日本語で「精神科」「精神神経科」と言いますが、「精神病」を連想することから聞こえが悪いことで「メンタルクリニック」と名乗る医療機関が多くなっています。
「心療内科」と「メンタルクリニック」の違い
「心療内科」は「日常の緊張やストレスなどから体に不調が生じる心身症を対象とする医療機関」です。
「メンタルクリニック」は「心身症のほか、精神疾患全般を対象とする医療機関」です。
まとめ
今回は「心療内科」と「メンタルクリニック」について紹介しました。
それぞれの違いを理解して、正しく使える様にしておきましょう。