この記事では、「丸大豆醤油」と「本醸造醤油」の違いを分かりやすく説明していきます。
「丸大豆醤油」とは?
「丸大豆醤油(マルダイズショウユ)」とは、丸のままの大豆を原料として造られた醤油のことを表しています。
「丸大豆醤油」はまろやかな風味と深いコクが特徴です。
さらに、「脱脂加工大豆」から造られる醤油もあります。
こちらは大豆の油分を抜いたもので、キレがあり、うま味のある味が特徴です。
現在では国内流通の約8割が「脱脂加工大豆」で造った醤油になっています。
「本醸造醤油」とは?
「本醸造醤油(ホンジョウゾウショウユ)」とは、アミノ酸液を使わず、大豆、小麦、塩を主な原料とした古くからある伝統的な製造方法で造られた醤油のことを意味しています。
微生物の力で時間をかけ、ゆっくりと発酵、熟成させて造られます。
他にも、製造方法が異なる「混合醸造方式」と「混合方式」があります。
また、日本国内での流通の8割程度が「本醸造醤油」になります。
「丸大豆醤油」と「本醸造醤油」の違い
「丸大豆醤油」と「本醸造醤油」の違いを、分かりやすく解説します。
「本醸造醤油」には、「丸大豆醤油」と「脱脂加工大豆」で造られた醤油があります。
「本醸造醤油」の国内流通は8割程度ですが、そのうち「丸大豆醤油」の国内流通は2割程で、その多くが「脱脂加工大豆」で造られた醤油になります。
「丸大豆醤油」と「本醸造醤油」にはこれらのような違いが見られます。
まとめ
「醤油」とは、穀物を主な原料とし、発酵させて造られる液体調味料で、東アジアの料理で多く使用されています。
「醤油」の別称には、「むらさき」、「したじ」などがあります。
また、「醤油」の英語表記は「soy sauce」になります。
今回は「丸大豆醤油」と「本醸造醤油」の意味や違いなどについて述べてきました。
「丸大豆醤油」と「本醸造醤油」、それぞれの言葉の意味や違いを知ることで、より適切に使えるようになるでしょう。