この記事では、「カーワックス」と「コーティング」の違いを分かりやすく説明していきます。
「カーワックス」とは?
「カーワックス」とは車体や塗装を守るために使われるワックスです。
植物性の蝋から作られておりこれを塗ることで撥水性が向上し雨に強くなりますし、油の膜ができるのでその分光沢も増します。
「カーワックス」は市販されているワックスを塗り拡げるだけなので簡単に施せますが、雨風で剥がれやすいためこまめに塗り直す必要があり、以前は日常的な愛車のメンテナンスとして定番でした。
現在では車体や塗装を守るにしても持続性の長い方法が主流ですが、車に強い愛情とこだわりがある人は自分で「カーワックス」をかけ続ける人もいます。
「コーティング」とは?
「コーティング」とは車を塗装の上から硬い素材で覆うことで車体と塗装を守る方法です。
「コーティング」に使われる素材には樹脂によるものとガラス素材によるものがあります。
「コーティング」の目的は汚れや雨などで車体や塗装が痛むのを防ぐことであり「カーワックス」と同じですが、「コーティング」のほうが効果が長持ちするので現在はこちらが主流です。
ただししっかり「コーティング」するには器材や技術が必要なので車の持ち主が直接行うのは難しくコストも高くなります。
「カーワックス」と「コーティング」の違い
「カーワックス」と「コーティング」の違いを、分かりやすく解説します。
塗装の上から植物性のワックスを塗布するのが「カーワックス」で、塗装の上から樹脂やガラスで覆うのが「コーティング」です。
「カーワックス」は手軽かつ安く施せますが効果が短く、「コーティング」は効果が長持ちするものの器材も技術もお金も必要で、塗装を塗り直したい時に剥がすのも一苦労になります。
まとめ
車の所有者自らできるほど手軽なものの持続性が短く手間がかかるのが「カーワックス」で、専門店に頼む必要があり高いけれど長持ちして手間がかからないのが「コーティング」です。
「カーワックス」は1ヶ月2ヶ月に一度の頻度で繰り返さないといけないので手間がかかるため、現在は「コーティング」のほうが主流ですが、その手間が愛着になるのであえて「カーワックス」を選ぶ愛好家もいます。
