この記事では、「bird」と「chicken」の違いを分かりやすく説明していきます。
「bird」とは?
“bird”の主な意味は3つあります。
1つめは鳥です。
鳥といってもシジュウカラやスズメのような小さな体のものもいれば、ペリカンやフラミンゴのような大きな体のものもいます。
“bird”が指しているのは、主に体が小さな鳥です。
鳥は狩猟の対象とされることがあり、“game bird”とすると猟鳥という意味になります。
2つめの意味は、飛行機、ヘリコプター、宇宙船、人工衛星です。
これらは空を飛ぶものです。
主に米国での使われ方になります。
3つめの意味は、やや古い言い方で、やつ、お嬢ちゃん、人です。
侮辱的な意味が含まれています。
「bird」の使い方
いくつかの意味がありますが、鳥の意味で使われることが多いです。
鳥の体の大きさは種類によってさまざまで、“bird”が指しているのは主に小型のものになります。
数えられる名詞なので、一羽なら“a bird”、複数なら“birds”などとします。
「chicken」とは?
“chicken”の主な意味は3つあります。
1つめは、ニワトリです。
エサを食べたり、卵を産んだりする、生きているニワトリのことだけでなく、食物としてのニワトリ、つまり鶏肉やチキンのことも指しています。
ダイエットによいとサラダチキンが人気のようです。
クリスマスになると街中では、調理された鶏の肉を店頭でよく見かけるようになります。
このような調理されたものをいいます。
2つめは、ひよこ、ひな鳥です。
スズメの場合は、卵からかえったばかりのものも、大人になったものもスズメと呼んでいますが、ニワトリの場合は卵からかえったばかりのものはひよこと呼ばれています。
3つめの意味は臆病者です。
ちょっとしたことでもびくびくするような人のことを指しています。
ひな鳥は小さな物音にも敏感なイメージがあります。
臆病者の態度は、ひな鳥のびくびくした様子を連想させます。
「chicken」の使い方
生きているニワトリや調理された鶏の意味で使用されます。
調理されたものは、揚げたものなら“fried chicken”、焼いたものなら“roast chicken”となります。
“fried chicken”は数えられない名詞で、“roast chicken”は“a”をつけると一羽丸ごとの意味になります。
「bird」と「chicken」の違い
どちらの言葉も鳥のことを指しているのですが、何の鳥なのかという点に違いがあります。
“bird”は特定の鳥のことではありませんが、主に小鳥を指しています。
鳥にはさまざまな品種がいますが、“chicken”はさまざまいる鳥の中でもニワトリを指しています。
生きているニワトリのことも調理された鶏のこともいいます。
まとめ
鳥を意味する2つの言葉ですが、どのような鳥なのかという点に違いがあります。
“bird”は広い意味での鳥、“chicken”は特定の鳥を指しています。