この記事では、“well”と“good”の違いを分かりやすく説明していきます。
「well」とは?
不平不満がない、心が満ち足りているといった意味を持っている言葉です。
不平不満がないといっても、何に対してなのかさまざまな意味があります。
“well”が指す不平不満がない状態、心が満ち足りている状態とは、主に3つあります。
1つめは、適切、適当です。
高級レストランでは、客はそれなりのマナーが求められます。
服装に気を付ける、フォークやナイフの使い方に気を付けるなどすることでしょう。
もし子どもが店内を走り回っていたら、これはマナー違反といえそうです。
もし子どもがおとなしくしてくれていたら、その行動は適切であるといえるでしょう。
適切、適当である、つまり申し分ないという意味を持っている言葉です。
2つめは、完全に、十分にです。
ぐっすり眠ると翌朝は体調がよく、気分もよいです。
よく眠れて心が満ち足りているはずです。
こういった完全に、十分にを意味する言葉です。
3つめは、うまく、立派にです。
日本人ですが、フランス語をフランス人と同じように話すことができます。
これは、フランス語がうまいということができます。
能力や成績がよいことを意味する言葉です。
「well」の使い方
満足のいくほどにを意味する言葉で、適切・適当で満足する、完全・十分で満足する、能力や成績がよくて満足することなどについて使用をします。
「good」とは?
さまざまな意味のある言葉ですが、主な意味は6つあります。
1つめは、質、行動、状態などがよいです。
晴れの日を好む人にとっては、太陽がでている状態はよいことです。
このような「よい」を意味しています。
2つめは、能力が優れていることです。
上手ということができます。
3つめは、性質がよいです。
困っている人がいたら助ける、公共の場所では騒がない、人にあいさつをするなどは、行儀がよい、親切だということができ、こういった性質がよいことを指しています。
4つめは、時間や経験などが楽しい、うれしいことです。
休日に趣味をやるのは楽しいことでしょう。
満ち足りた気持ち、愉快な気持ちを表す言葉です。
5つめは役立つです。
熱が出ている人にとっては、解熱剤は役に立つことでしょう。
こういった意味の役立つを指す言葉です。
6つめは、人や物が快調な、調子がよいです。
風邪をひいていない、気分が沈んでいない、このような状態を調子がよいということができます。
「good」の使い方
よいことについて使用をします。
性質がよい、能力がよい、質がよい、過ごした時間がよい、役に立ってよいなどをいいます。
「well」と「good」の違い
“well”は満足が行くことです。
十分である、しっかりしている、完全であるといったことを指しています。
“good”はよいことです。
満足いくこととよいことは、意味が似ているように感じますが、同じではありません。
たとえば、肉に火が十分に通ることは“well”で表現できますが、肉に火が十分通っていることをよいとはいいません。
まとめ
満足いく、よいという点で意味が異なる2つの言葉です。