この記事では、“refuse”と“reject”の違いを分かりやすく説明していきます。
「refuse」とは?
“refuse”は発音の仕方によって意味が違います。
音節が「ref ? use」となると、がらくた、遺棄物という意味になります。
使い道のなくなったものという意味です。
音節が「re ? fuse」となる場合は、2つの意味があります。
1つめは、申し出や依頼を拒否するです。
求められることや提示されたことを聞き入れないで断るという意味になります。
たとえば、あるマンションの人たちに立ち退き要求がされたとします。
このマンションに住んでいる人たちは、立ち退きに納得できませんでした。
そのため、立ち退きをしてくださいという要求を受け入れませんでした。
こういったことが拒否です。
もう一つの意味は、~することを拒否するです。
1つめの意味は頼まれたことを受け入れないことですが、2つめの意味は何かをやることを受け入れないという意味になります。
たとえば、コメントを拒否するなどです。
「refuse」の使い方
ある事柄を聞き入れないで断るという意味で使用をします。
申し出、依頼、何かをすることを断ることについていいます。
また、やや古い言い方ですが、女性が男性の求婚を断る意味でも使用されます。
「reject」とは?
“reject”の主な意味は4つあります。
1つめは、要求や提案などを拒絶するです。
相手が求めることや頼むことを強くはねつけること、強く断ることを意味します。
2つめの意味は、考えや主張などを否定する、認めないです。
ある人が、暴力によって被害を受けたので、暴力によって仕返しを使用と考えました。
しかし、別のある人は暴力で仕返しをしても解決にならないと、その考えを認めませんでした。
このような、ある人の考えや主張などを認めないことを否定するといいます。
3つめの意味は、拒絶する、捨てるです。
企業の採用試験に応募して捨てられてしまった場合、不合格、不採用といいます。
“reject”は応募者について使うときには、不合格、不採用という意味になります。
また、“reject”は不良品を捨てる、返すという意味も持っています。
4つめの意味は、体が受けつけないです。
体の器官の一つである胃が食べものを受けつけない、臓器移植をして移植された臓器を受けつけないなどの意味になります。
「reject」の使い方
固く断ることについて使用をします。
あいまいな態度ではなく、はっきりと受けつけない態度のことをいいます。
「refuse」と「reject」の違い
要求や提案などを受けつけないという意味が似ている2つの言葉ですが、程度に違いがあります。
受けつけない程度が強いのは“reject”です。
“refuse”は拒否する、“reject”はさらに強く拒絶するという意味になります。
まとめ
2つの言葉は受けつけないという意味を持っていますが、程度に違いがあります。