この記事では、“raise”と“rise”の違いを分かりやすく説明していきます。
「raise」とは?
“raise”の主な意味は5つです。
1つめは、物や人などを上げるです。
低い位置から高い位置に持って行く意味になります。
たとえば、帽子をとってあいさつをするとき、頭よりも少し高い位置に帽子を持っていきます。
また、何か発言するときに、膝に置くなどしていた手を頭よりも高い位置に持っていきます。
これらの動作は、低い位置から高い位置に持って行っていうということができます。
このような、物や人などを上げることを意味する言葉です。
2つめは、人や物を立たせるです。
身を起こすという意味の立たせるや、死者をよみがえらせるという意味の立たせる意味になります。
3つめは、物や事を出現させるです。
何も音がしていない場所で太鼓をたたくと音が出現をします。
床にホコリたまっている場所で人が動いたり、強い風が入ってきたりすると、ホコリが立ちます。
こういった意味の出現させるです。
意識にのぼらせるといった意味になります。
4つめは、生物を育てるです。
子どもを育てること、家畜を育てること、植物を育てることなどをいいます。
成長する方向のことです。
5つめは、問題や意義などを俎上にあげるです。
提起する、問題を持ち出す、送り状などを作成するという意味になります。
「raise」の使い方
いくつかの意味がありますがどれも、あげる、視野に入れてそれとなく認識させるという意味が含まれています。
人や物などをあげること、認識させることについて使用をする言葉です。
「rise」とは?
“rise”の主な意味は4つあります。
1つめは、物が上がるです。
太陽が昇る、波が立つといった意味の上がるです。
上昇するといった意味になります。
2つめは、立ち上がる、起き上がるです。
椅子から立ち上がるとき、垂直方向の動きをします。
“rise”は垂直方向に上に動くことを意味しています。
3つめは、数量や程度が上がることです。
給料が上がる、気温が上がる、風の強さが高くなるなどの上がるを意味しています。
数字などが増加することを意味しています。
4つめは、物や事が立ち現れるです。
目から涙が現れる、風が吹き始めるなどを意味します。
生じるという意味です。
「rise」の使い方
上がることについて使用をします。
物が垂直方向に上がることや、数字が高くなることをいいます。
「raise」と「rise」の違い
どちらの言葉にも上がるという意味が含まれていますが、動き方に違いがあります。
“raise”は目立つような方向に動くこと、成長する方向のこと、視野に入れてそれとなく認識させることをいいます。
一方、“rise”は垂直方向に動くことや数値が増加することをいいます。
太陽が昇ることは“rise”です。
まとめ
上がるという意味を持つ2つの言葉ですが、動き方に違いがあります。