この記事では、「ローリエ」と「バジル」の違いを分かりやすく説明していきます。
「ローリエ」とは?
クスノキ科の常緑高木です。
月桂樹、ベイリーブスとも呼ばれています。
乾燥させた葉は食用として用いられています。
使用される主な料理は、スープ、煮込み料理、ソーセージなどです。
清涼感のある香りがするので、肉や魚の臭みを消すために利用されています。
また、「ローリエ」を加えることで料理に清涼感がプラスされます。
「ローリエ」には消化を促進する働きがあるといわれています。
1,8-シネオール、リナロールが成分として含まれており、これらの成分には抗ウイルス・抗菌作用があります。
その他「ローリエ」から抽出した精油は化粧品に使用されることもあります。
「バジル」とは?
シソ科の植物の一種です。
観賞用や食用にされています。
食用にされるものは主に「スイートバジル」ですが、この他にも「ホーリーバジル」や「ダークオパールバジル」などさまざまな種類があります。
香りは甘く爽やかなことが特徴です。
香りの成分にリナロールが含まれており、リラックスや集中力の向上などの働きがあります。
自宅で栽培をすればフレッシュなものを利用できます。
また、スーパーでフレッシュなものが販売されていることもあります。
スパイスコーナーでは乾燥したものが販売されています。
フレッシュなものは、そのままサラダにしたり、パスタの具材にしたりなどされます。
乾燥したものはフレッシュなものよりも香りが凝縮されています。
煮込み料理やフライドチキンなどとの相性がよいです。
「ローリエ」と「バジル」の違い
「ローリエ」と「バジル」の違いを、分かりやすく解説します。
どちらも葉が料理に使われています。
前者はクスノキ科の常緑樹です。
後者はシソ科の多年草ですが、寒さによって枯れてしまうので日本では一年草として扱われています。
まったく違う植物なのです。
香りや味も異なり、活用される料理も異なります。
まとめ
葉が料理に活用されている点が似ていますが、それぞれ違う植物です。