この記事では、「せどり」と「生活不用品」の違いを分かりやすく説明していきます。
「せどり」とは?
「せどり」の意味は以下の通りです。
1つ目は「同業者や愛好家から、転売目的で希少な古書を買い取ること」という意味です。
2つ目は転じて、「掘り出し物を見つけて安く購入して、高く売って儲けるビジネスのこと」という意味です。
「せどり」の言葉の使い方
「せどり」は名詞として「せどりする・した」「せどりビジネス」などと使われます。
「せどり」は「糶取り」「競取り」「背取り」と3つの表記があり、それぞれ由来が違います。
「糶取り」は、「貯蔵米を選んで売りに出すこと」という意味の「糶取る(せどる)」が由来とされています。
「競取り」は、古本を仕入れる際に競りを利用することが由来とされています。
「背取り」は、古本屋が、売れそうな本を選ぶ時に、背表紙だけ見て判断して取っていくことが由来とされています。
「生活不用品」とは?
「生活不用品」は「せいかつふようひん」と読み、意味は以下の通りです。
1つ目は「日常で使わなくなったもの」という意味です。
2つ目は「日常で持っていても役に立たないもの」という意味です。
「生活不用品」の言葉の使い方
「生活不用品」はリサイクル用語として使われます。
「生活」は「人が世の中で暮らしていくこと」という意味、「不用」は「使わないこと」「役に立たないこと」という意味、「品」は「物」「商品」という意味、「生活不用品」で「世の中で暮らしていくのに使わない物」「世の中で暮らしていくのに役に立たない物」になります。
「せどり」と「生活不用品」の違い
「せどり」は「転売目的で希少な古書を買い取ること」「転売目的で掘り出し物を安く購入すること」です。
「生活不用品」は「世の中で暮らしていくのに使わない物」「世の中で暮らしていくのに役に立たない物」です。
「せどり」の例文
「せどり」の例文は以下の通りです。
・『せどり業者に文学全集を売る』
・『せどりは比較的楽に始められるネットビジネスだ』
「生活不用品」の例文
「生活不用品」の例文は以下の通りです。
・『家中生活不用品だらけだ』
・『生活不用品をリサイクルに出す』
まとめ
今回は「せどり」と「生活不用品」について紹介しました。
それぞれの違いを理解して、正しく使える様にしておきましょう。