「ものすごい」と「すさまじい」の違いとは?意味や違いを分かりやすく解釈

「ものすごい」と「すさまじい」の違いとは?違い

この記事では、「ものすごい」「すさまじい」の意味や違いを分かりやすく説明していきます。

「ものすごい」とは?

目の前の光景に秩序がないさまを「ものすごい」といいます。

手に負えないほど状況が支離滅裂な状態で、もう元通りにはならないと悟るときに見せる人の感情を表すのです。

埒外【らちがい】と思えるほどの光景に震えが止らない人は、恐怖で立っていられないという酷い状態になります。

このように、通常ではない大きさであったり、色、見た目に驚いたときの感情表現として使われている言葉です。


「すさまじい」とは?

恐怖を感じるほど破壊された光景が目の前に広がっているときに使う感情表現が「すさまじい」です。

驚く感情に恐ろしい気持ちを表現した言葉でもあり、「すさまじい光景に戦く」といった言い方して、いかに震えるほど凄いか伝えます。

また、「すさまじい喧嘩を見た」というように、取っ組み合いの激しい対立に驚く気持ちを表す言葉です。


「ものすごい」と「すさまじい」の違い

ここでは「ものすごい」「すさまじい」の違いを、分かりやすく解説します。

程度が甚だしいと思う状況において、人が驚き、強く刺激されたときに伝える言葉が「ものすごい」といいます。

例えば、「ものすごい大きな波に襲われた」と恐怖を感じる出来事が起きたとき、心が酷く揺れ動く気持ちを伝えるのです。

もう一方の「すさまじい」は普通なら有り得ない事故を目撃したときの恐怖心を分かりやすく伝えます。

「ものすごい」の例文

・『ものすごい地面の揺れを感じて、立っていられない』
・『ものすごい量の書類を見直す必要性が出てきた』

「すさまじい」の例文

・『バスが大破するほどすさまじい土砂災害の現場に行った』
・『すさまじい風の音が家にぶつかって震える瞬間が怖い』

まとめ

酷く動揺するほど酷い有様を見たときに感じる人の感情を表す言葉をお伝えしました。

どのような状況で使い分ければいいか学び、使い込んでみましょう。

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