「センチメンタル」と「メランコリック」の違いとは?意味や違いを分かりやすく解釈

「センチメンタル」と「メランコリック」の違いとは?違い

1981年以リリースされ、当時のアイドルブームに乗っかってヒットした松本伊代の楽曲が「センチメンタルジャーニー」という曲です。

それでは、この「センチメンタル」とはどういう意味でしょうか。

また、「メランコリック」とは、どう違うのでしょうか。

この記事では、「センチメンタル」「メランコリック」の違いを分かりやすく説明していきます。

「センチメンタル」とは?

「センチメンタル」とは、英語の「sentimental」をカタカナ表記したもので、日本語では「感傷的」と訳されています。

つまり、ちょっとしたことで傷つきやすい状態のことです。


「メランコリック」とは?

「メランコリック」とは、英語の「melancholic」をカタカナ表記したもので、日本語では「憂鬱な」と訳されています。

つまり、陰にこもって暗い気持ちになっている状態を表します。


「センチメンタル」と「メランコリック」の違い

「センチメンタル」「メランコリック」の違いを、分かりやすく解説します。

この2つは、なんとなく暗い気持ちになっているという部分では同じようにとらえることもできますが、基本的な意味が違います。

この2つの違いを最も簡単に説明するなら、一人で夕焼けを見ると暗い気持ちになってしまうのが「センチメンタル」であり、明るい朝日を見ても暗い気持ちになるのが「メランコリック」ということになります。

別の言い方をするなら、「センチメンタル」は外からの刺激に対する弱さであり、「メランコリック」は内側からの攻撃に心がさらされている状況と言うこともできます。

「センチメンタル」の例文

・『夕方になると「センチメンタル」な気持ちになります』
・『「センチメンタル」ジャーニーとは感傷旅行と言われています』

「メランコリック」の例文

・『「メランコリック」な状態は簡単に改善することはできません』
・『なにをやっても心が陰鬱になるのが「メランコリック」な状態です』

まとめ

この記事では、「センチメンタル」「メランコリック」の違いを、解説してきました。

序文で述べた歌謡曲ですが、実は同じタイトルの楽曲はたくさんあり、どれもがあかるさと暗さをあわせもっているというのも面白いものです。

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