「ポスターカラー」と「アクリルガッシュ」の違いとは?分かりやすく解釈

「ポスターカラー」と「アクリルガッシュ」の違いとは?分かりやすく解釈違い

この記事では、「ポスターカラー」「アクリルガッシュ」の意味と違いを分かりやすく説明していきます。

「ポスターカラー」とは?

独特な色合いを出す「ポスターカラー」は、伸びが良い水溶性樹脂からできています。

水溶性のため、よく乾かしても水をつければ色が溶けやすいので、また上から新しい色を塗れる絵の具です。

低価格で買えるため学生が美術の時間に使ってはマットな色合いで絵に色をつけていくときに使います。

この絵の具で塗れば景色に独特な世界観が出せるところが人を魅了する印象に仕上げられるのです。

また、リアリティが出せる「ポスターカラー」は絵の具を水で溶いて紙に塗っていきますが、ガラスや木材にも色をつけられます。


「アクリルガッシュ」とは?

アクリル樹脂からできた「アクリルガッシュ」は、乾いたとき水をつけても溶け落ちにくいといった特徴があります。

塗り重ねてもマット感が出せる絵の具であり、耐水性あるため水に塗れても色が簡単には溶けません。

そのため電柱や外壁といった屋外に貼るとき適しています。

また、木材やガラスといった紙以外に描いても定着率が高く、初心者が均一に美しく色を塗れるところも魅力です。


「ポスターカラー」と「アクリルガッシュ」の違い

「ポスターカラー」「アクリルガッシュ」の違いを、分かりやすく解説します。

どちらも不透明水彩ですが、水に溶けやすいといった性質を持つのが「ポスターカラー」であり、チューブ入りが主流です。

なかにはたっぷり使える大容量も販売しています。

アニメ作画用にも威力を発揮する絵の具であり、独特な発色を出せるのも魅力です。

なかには滲みにくく、奥行きがある風景画を描けますし、水にわざと溶かして色を重ねた塗り方ができます。

もう一方の「アクリルガッシュ」は価格が高めで、水に塗れても滲みにくいのが魅力です。

色が定着しやすいため塗り直しができないところが、水に溶かせば何度も色を塗り替えられる「ポスターカラー」とは違います。

まとめ

どちらも絵に色を塗るとき使う絵の具を指すものですが、特性や値段などに違いがありますので、異なる点をHPや資料で比較してみるといいでしょう。

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