以前は、高齢者のスポーツといえばゲートボールが主流でしたが、その後さまざまなものが日本で開発され、今では「マレットゴルフ」や「グラウンドゴルフ」「パターゴルフ」のようなものがポピュラーになっています。
それでは、この「マレットゴルフ」とはどういう意味でしょうか。
また、「グラウンドゴルフ」とは、どう違うのでしょうか。
この記事では、「マレットゴルフ」と「グラウンドゴルフ」の違いを分かりやすく説明していきます。
「マレットゴルフ」とは?
「マレットゴルフ」とは、1977年に福井市の職員によって開発されたゴルフをベースに作られたスポーツです。
マレットと呼ばれる木槌のような形のクラブで直径75mmのボールを売ってゴールのホールに入れる打数を競うゲームです。
「グラウンドゴルフ」とは?
「グラウンドゴルフ」とは、1982年に鳥取県の教育委員会が開発したゴルフをベースに作られたスポーツです。
一般的なパターのような形の木製のヘッドを持つクラブを使用して60mmのボールを打ってゴールポストに当てるまでの打数を競うゲームです。
「マレットゴルフ」と「グラウンドゴルフ」の違い
「マレットゴルフ」と「グラウンドゴルフ」の違いを、分かりやすく解説します。
この2つは、ゴルフをベースに日本で開発された球技あることは同じですが、そもそも器具もルールも違うものです。
この2つの違いを簡単に説明するなら、マレット状のクラブでボールを打ち、ホールに入れるのが「マレットゴルフ」であり、パター状のクラブでボールを打ち、ゴールポストに当てるのが「グラウンドゴルフ」ということになります。
この違いにより、大きな要因である「プレーの準備が簡単で済む」という特徴が「グラウンドゴルフ」にあるということです。
まとめ
この記事では、「マレットゴルフ」と「グラウンドゴルフ」の違いを、解説してきました。
この2つに関しては、ゴルフよりも体力等を必要としないスポーツとしてポピュラーになりつつあります。
これらは高齢の方々だけではなく、体力に自信がない人たちやハンディキャップを持つ人たちにも楽しめるという部分が重要です。