この記事では、「春キャベツ」と「グリーンボール」の違いを分かりやすく説明していきます。
「春キャベツ」とは?
「春キャベツ」とは、キャベツの一種で、早春から初夏にかけて出回るキャベツのことを言います。
「春キャベツ」は秋に種を蒔いて、翌年の春に収穫します。
キャベツは大別すると、「寒玉」、「春玉」、「丸玉」の三つの種類があります。
「春キャベツ」は「春玉」の種類になります。
「春キャベツ」は巻きがふっくらとしていてゆるやかで、葉が柔らかく、みずみずしいのが特徴です。
そのため、サラダなどの生食に向いています。
「グリーンボール」とは?
「グリーンボール」とは、キャベツの一種で、キャベツよりも一回り小さく、球形をしているキャベツのことを表しています。
「グリーンボール」は「丸玉」に分類されます。
しかし、現在では「丸玉」の「キャベツ」を「グリーンボール」と呼ぶようになってきています。
「グリーンボール」の葉は肉厚ですが、とても柔らかく、鮮やかな緑色が特徴です。
「グリーンボール」の旬は4月?5月頃です。
「春キャベツ」と「グリーンボール」の違い
「春キャベツ」と「グリーンボール」の違いを、分かりやすく解説します。
「春キャベツ」は「春玉」、「グリーンボール」は「丸玉」に分類されます。
ちなみに、晩秋から冬に出回るキャベツは「寒玉」に分けられます。
また、「春キャベツ」は巻きがふわっとゆるやかな特徴があります。
一方、「グリーンボール」は一回り小さく、ボールのように丸い形をしているのが特徴です。
「春キャベツ」と「グリーンボール」にはこれらのような違いが見られます。
まとめ
「キャベツ」はアブラナ科アブラナ属に分類されている多年草です。
栽培される野菜では、一年草です。
地中海沿岸地域が原産で、野生種は新石器時代にはすでにあったようです。
「春キャベツ」の別称には、「新キャベツ」、「春玉」があります。
また、「春キャベツ」の英語表記は「spring cabbage」になります。
そして、「グリーンボール」には、「丸玉」の別名があります。
さらに、「グリーンボール」は英語で「Green ball cabbage」と表記します。
今回は「春キャベツ」と「グリーンボール」の意味や違いなどについて述べてきました。
「春キャベツ」と「グリーンボール」、それぞれの言葉の意味や違いを知ることで、より適切に使えるようになるでしょう。