「財宝」と「埋没金」の違いとは?分かりやすく解釈

「財宝」と「埋没金」の違いとは?違い

この記事では、「財宝」【ざいほう】と「埋蔵金」【まいぞうきん】の意味や違いを分かりやすく説明していきます。

「財宝」とは?意味

小判や銀、珠玉、掛け軸、壷など高価な価値があるものを「財宝」【ざいほう】といいます。

代々伝わる家宝や、骨董品なども「財宝」になり、残された者に託されるといった物を主に財産と表すわけです。

エジプトでは、ピラミッドの中からミイラと共に眠っていた金の装飾品や食器などが見つかり、世界を揺るがすお宝として注目を集めます。

「金銀財宝」という言葉があるほど、現在では作られていない貴重なので、その価値は計り知れず、現在では驚くような買値で買い取られていて世界の収集家の心を掴んで離しません。


「埋蔵金」とは?意味

土の中に埋められた後、どこにいったか分からなくなってしまった財宝を「埋蔵金」【まいぞうきん】といいます。

その家の主が、家財や銭貨など人に知られないよう一時的に保管する場所が分からないように埋納した財宝を指す言葉です。

しかし、空き巣や強盗などに狙われたり、戦争が起きて保管した場所が分からなくなってしまい、行方不明になってしまうことがあります。

そのようなものが、いまだにそのままの状態で存在していれば「埋蔵金」と言うわけです。


「財宝」と「埋蔵金」の違い

「財宝」「埋蔵金」の違いを、解説します。

その家の財産になる高価な価値がある金や骨董品などを「財宝」といい、金庫の中に入れたり、保管場所に置いて大事に保管します。

もう一方の「埋蔵金」は、人が一時的に家族や親戚などに内緒で家の床の下や、庭の土の中に埋めておくお金という意味があります。

土の中に埋めるお金は、貯蓄以外にも神への捧げ物として用意することがあります。

そのようなお金が時を経て、工事しているとき発見されたとか、テレビ番組で取り上げて在りかを発見したとき見つかるのです。

まとめ

どちらもお宝になるほど価値があるものを指す言葉ですが、少し違った意味合いで使われている言葉になりますので、使うときはどちらが適しているかよく考えてから使ってみるといいでしょう。

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