この記事では、「オーケストラ」と「ブラスバンド」の違いを分かりやすく説明していきます。
「オーケストラ」とは?
非常に多くの楽器で構成されている「オーケストラ」。
楽器の構成は、弦楽器・木管楽器・金管楽器・打楽器です。
「オーケストラ」の場合、前方にいるのが弦楽器。
その後方に木管楽器・金管楽器・打楽器が並びます。
弦楽器にはヴァイオリンをはじめ、チェロやコントラバス、ヴィオラ。
木管楽器にはフルートやクラリネット、ピッコロなど。
金管楽器にはトランペットやトロンボーン。
打楽器にはバスドラムやティンパニといった楽器が用いられています。
そのほか、「オーケストラ」のなかにはピアノやギターなどの楽器が入ることもあります。
その中でも主旋律を担当する楽器はヴァイオリンです。
「ブラスバンド」とは?
金管楽器と打楽器で構成される「ブラスバンド」。
別名、「金管バンド」や「ラッパ隊」と呼ばれることもあります。
「ブラスバンド」で用いられる金管楽器の種類は多く、ソプラノコルネットやホルン、トロンボーン、チューバ、コルネットなどとなります。
打楽器には、ティンパニやバスドラム、トライアングルなどが用いられています。
「ブラスバンド」の場合、主旋律を担当する楽器はコルネット(トランペット)になります。
「オーケストラ」と「ブラスバンド」の違い
「オーケストラ」と「ブラスバンド」の違いを、分かりやすく解説します。
「オーケストラ」と「ブラスバンド」の違いはいくつかあります。
まずは、使用する楽器です。
「オーケストラ」の場合、弦楽器・木管楽器・金管楽器・打楽器と多くの楽器を使用します。
一方、「ブラスバンド」の場合は金管楽器と打楽器のみです。
また、主旋律を担当する楽器にも違いがあり、「オーケストラ」の場合はヴァイオリンが主旋律を担当し、「ブラスバンド」の場合はコルネット(トランペット)が主旋律を担当します。
まとめ
以上のように、用いられる楽器の種類や主旋律を担当する楽器に違いのある「オーケストラ」と「ブラスバンド」となります。