韓国語を勉強していると微妙に違う言葉の区別しなけれあならない場合があります。
そのひとつが「チョアヨ」と「チョアヘヨ」というものです。
「それでは、この「チョアヨ」とはどういう意味でしょうか。
また、「チョアヘヨ」とは、どう違うのでしょうか。
この記事では、「チョアヨ」と「チョアヘヨ」の違いを分かりやすく説明していきます。
「チョアヨ」とは?
「チョアヨ」とは、「良い」とか「好き」という意味の韓国語の形容詞である「チョッタ」という言葉に丁寧な語尾の「ヨ」がついて活用して「チョアヨ」になったものです。
「チョアヘヨ」とは?
「チョアヘヨ」とは、「好きだ」という意味の動詞「チョアハダ」に丁寧な語尾の「ヨ」がついて活用した言葉です。
多くのテキストでは「好きだ」と訳されますが、基本的には動詞なので、「好む」という日本語に相当するものです。
「チョアヨ」と「チョアヘヨ」の違い
「チョアヨ」と「チョアヘヨ」の違いを、分かりやすく解説します。
この2つの言葉は、韓国語の言葉で、「好き」という意味のものであるという部分では同じなのですが、実際には明確な使用法の違いがあります。
この2つの違いを最も簡単に表現すると、「良い」という意味を持つのが「チョアヨ」で、「好きだ」という意味を持つのが「チョアヘヨ」ということです。
ただ、この区別は十分ではありません。
なぜなら、「チョアヨ」という言葉も「好きだ」という意味で使う場合があるからです。
したがって、もうひとつ大きな違いを説明するなら、何かを好きだという表現する場合に、「ガ」という助詞と共に使われるのが「チョアヨ」であり、「ルル」あるいは「ウル」という助詞を使うのが「チョアヘヨ」だということです。
この時の「ガ」は日本語の「が」で、「ルル」「ウル」は日本語の「を」に相違します。
そしてさらにもっと大きな違いは、前述のように「チョアヨ」が形容詞で「チョアヘヨ」が動詞であることです。
まとめ
この記事では、「チョアヨ」と「チョアヘヨ」の違いを、解説してきました。
ここでは一貫して「韓国語」と表記していますが、韓国で話されている言葉のことを「ハングル」とか「ハングル語」と言っている場合があります。
しかし、「ハングル」とは韓国で使用されている文字のことで、言語自体の名前ではないので気をつけてください。